マラケシュを歩く

現在地はカサブランカ。
今回の旅の終着地点に辿り着いています。
約1ヶ月。
長かった様な、短かった様な。
でも、久しぶりに日本のコトをすっかり忘れてリフレッシュ出来た日々だったなぁ…と。

マラケシュの旧市街をズズズイーッと

マラケシュのスークへ、ズズズイーッと歩いてみる。

その度に声が掛かる。
声が掛かるのは、フナ広場近くの土産物屋だけなのかなぁ…なんて思っていたら、そうでもなくて、随分とスークの奥の方にまで向かって歩いて行っても、まず声を掛けられるのは日本語。

ってか、日本語の声の掛けられる量と、今現在の日本人の数が全然比例していない気がしてならない。

かつては日本人も多かったんだろうなぁ…とも思う。

日本の若者の海外旅行離れが叫ばれて久しい。
個人的には、そんな気はしないし(どんな国に行っても日本人がいる様な気がしますしね)、そもそもバブル景気真っ只中以降のかつてが多すぎた気もします。

そう言えば、フナ広場で声を掛けられる時も、
“チョット!チョットチョット!!”
とか、少し古いギャグが多い。

きっとその時代が、一番、日本人が多かったのでしょう。
誰か親切な人が教えてあげたのでしょうが、その後、誰もアップデートしてあげてないのでしょう(笑)。

まぁ、別に日本語で声を掛けられる分には、文句はない。

でも、

  • 日本語で声を掛けて来る
  • 胡散臭い
  • ボラれるかも…
  • ひとまずフル無視(めんどくさそうだし)

と言う構図が成り立つような気がして、逆効果な感じがしますが、どうなんでしょうね。

ただ、モロッコの人の語学能力と言うのは、結構、高い。
良く耳コピだけでそこまで話せるなぁ…と言う程。

勿論、日本語以外にもフランス語は勿論、スペイン語や英語でも接客が出来るんだから、脱帽です。

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それにしても…

モロッコの雑貨はかわいい。

その中でもマラケシュは、品ぞろえが豊富すぎる程に豊富。

革製品。
木細工。
銀細工。
ランプ。
民族衣装。
小物。

色々な雑貨がそこらかしこで売られているので、ホントにお土産天国。
これでもかっと言う程に、延々と売られていて、逆にちょっと食傷気味になるぐらい。

この先、まだ砂丘に行ったりする旅程があったので、マラケシュで何かを買って旅をする気にはならなかったのが、残念すぎる位に残念。

でも、今思うと、やっぱりマラケシュが一番安かった感じがしますね、そもそも最初の一声自体。それでもそこから価格交渉にはなる訳ですが。

なので、モロッコを旅したい方は、マラケシュを最後の方に持って来た方が良い感じがします。

個人的にも、マラケシュは確かに面白いんですけれども、お土産を買ったりその交渉を楽しめない場合は、面白さが半減している気がして、何とももったいない気持ちに。

いつかこう言う雑貨を値段だとか(いや、勿論、ある程度の交渉はしますけれど)、送料だとかを気にせず、旅が出来る日が来るんだろうか…

ん?
フツーの日本人なら、もうとっくにそうなっている年代ではありますけれどもね。

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