イスラムの聖地・シンゲッティ。
砂に埋もれ行く町としてもそこそこ知名度がある(モーリタニアの中ではの話ですが)のに、実は宿はそう多くはない。
どうも昔はもう少し選択肢があったみたいだけれども、訪れる旅人がどんどん減ってしまっているので、それに比例して宿も減ってしまっている模様。
まぁ、シンゲッティが不便だからとか治安に不安があるからとかじゃなくて、そもそもモーリタニアに来る旅人自体がいなくなってしまっているんでしょうね(昔はいたのか?と思いつつ、宿の関係者が口を揃えてそう言っているので、事実なんだと思います)。
ココのZARGAのオーナーは片言(の割にはしゃべれますし、他にもスペイン語や英語も話せます)だけれども、日本語が話せるので、このシンゲッティで宿を探していると言えば、大体、日本人はこの宿に連れていかれるみたい。
特に何かがある訳じゃない、素朴な宿。
別にキレイな訳でもなければ、居心地が良いと言う訳でもないと思うが、旧市街に近い立地にあって、場所は分りやすいかと。
部屋も簡素でマット以外、何もないシンプルな造りなんだけれども、部屋のコンセント自体は使えます。
蚊帳は備え付けじゃなくて、中に入れてくれるんだけれども、自分が使っていた部屋は4人ドミなのですが、多分、2つ蚊帳を入れてしまうとそれで身動きが取れなくなってしまう様な気がします(それだけ大きな蚊帳なので)。
いや、その前にこの蚊帳を幾つ所持しているのかも謎ですけれどもね。
暑い夜ならば、マットとこの蚊帳を外に出して寝るのもアリだと思います。
蚊帳を貰える。
ただ暑すぎるのか、肝心の蚊はあまりおらず。
寧ろ、蠅天国だった感じがします。
その蠅を防いでくれるだけでも、蚊帳は助かります。
やっぱり寝ようとしている時に、蠅の飛ぶ音が聞こえてくると、ウザさ100%ですしね。
外食処が全然ないシンゲッティですが、この宿で夕食は別料金で作ってくれます(そんなに安くはないけれど)。多分、頼めば料理も出来る範囲でならばリクエスト出来るかと。
オーナーはお茶を振る舞ってくれたり、案外、良いオトコです。宿に常駐と言うかはす向かいの商店にいたりなんかするコトもあって、放っておいてくれる所と、構ってくれるバランスが何だかちょうど良かった感じ。キャメルのお誘いとかも別に全然しつこくなくて、1回だけさらりとあっただけだし。
Auberge Zarga
1部屋2,000ウギア
水シャワー(共同)
WiFiなし
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