深夜・早朝便での運航に
コロナ禍以後、2020年3月から運休が続いている「スターフライヤー」の国際線。
以前は、北九州・中部~台北線を運航していましたが、ようやく2026年9月2日から運航を再開するコトが発表になりました。
今回の再開は、北九州~台北線のみで、運航スケジュールも一新して、以下の通りに。
- 7G 801 北九州23:40→台北01:10|日・水・金曜運航
- 7G 800 台北03:00→北九州06:20|月・木・土曜運航(9月3日~運航)
台北側の空港は、桃園国際空港で変更なし。
予約・販売開始は2026年6月ごろの予定で、現時点では正確な日程は未発表。
機内サービスについては、深夜・早朝便になることから、軽食・銘菓・飲料での提供(詳細は未発表)。
コロナ禍以後、ようやくの再開!
「スターフライヤー」の国際線は、2012年7月に北九州~釜山線(1日2往復)で初運航。
釜山線は、搭乗率の低迷が続き、国際線の初期投資を国内線で賄いきれなくなり、経営悪化を招き、2014年3月に運休し、国内線専業に。
4年半ぶりに2018年10月に北九州・中部~台北線(1日各1往復)で再進出しましたが、コロナ禍による需要減退と入国制限などによって2020年3月に運休。
今回の台北線再開は、それ以降、久しぶりとなる国際線と言うことに。
再開後は、保有機材を有効活用できる深夜・早朝便としての運航。
ただ1日1往復ではなく、週3往復。
北九州発着の国際線は、ジンエアーによるソウル(仁川)線が1日1往復と、アエロK運航の清州線が週3往復のみで、台北線の運航はありませんが、福岡空港発着の台北線は、チャイナエアライン・エバー航空・スターラックス航空・タイガーエア台湾・エアアジアの5社が運航しているので、かなり豊富。
深夜便ではないですが、福岡発便だと、チャイナエアライン・エバー航空便だと、20時半以降の出発便もあるので、「スターフライヤー」の台北行ともやや被りそう。
ただ台北発だと出発時刻が早いタイガーエア台湾・チャイナエアラインの運航便でも現地6時台発。
「スターフライヤー」だと北九州着ですが、そのまま福岡中心部に行っても朝9時には間に合うので、かなり訴求力はありそうですね。
恐らくインバウンド客を一番、念頭に置いているのだとは思いますが、この時間での発着ならば、台湾の方からしても一番、時間を有効に使えますし、あとは北九州空港発着と言うのと、「スターフライヤー」の知名度不足をどう解消して行くのか…と言うことになりそう。
経営環境はあまり良くないが…
「スターフライヤー」の国際線。
個人的には、中部→台北線に搭乗したことがありますが、なかなか好みの機内サービスだった記憶がある。
なので、今回はなんとか持続する運航になって欲しい感じはしますが、そもそも「スターフライヤー」の決算自体は、今一つピリッとしない状態。
売上高は伸びているし、収益も少しずつだが改善傾向。
だが、やはり収益性が高くなく、自己資本比率も17%前後で安定性に、やや欠ける感じ。
配当もコロナ禍以後は無配が続いている状態なので、このタイミングで国際線再開?と言う意見も出そう。
ただ国内線は今後、「スターフライヤー」に限らず、収益が下がって行くだけなので、国際線を再開して新たな収益源を確保して行こう…と言う話なのだろう。
経営基盤的にはまだ強くないので、まずは機材を有効活用できる早朝・深夜便で再開すると言うことなのだが、中東情勢が混迷している中でタイミングが宜しくない。
燃料費が高騰している中で、どこまで経営的に踏ん張れるか…
そう言うことになりそうな気もするけれど、地方発着の国際線で日系航空会社による運航は、壊滅的なだけに、なんとか収益の1つになる路線に育って行けば良いのですが…






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