“旧市街”って、その響きからして、何だかうっとり~としてしまうのは、自分だけなんだろうか。
でも、エクアドルのキトであったり、ペルーのクスコだったり、チュニジアのチュニスやスースだったり、クロアチアのドブロブニクだったり、旧市街のある街って、自分の中でも、お気に入りの街が多かったりします。
単に好みの問題なのかも知れないけれど…
ぶらりと街歩き
日本人橋をじっくりと堪能してから、また旧市街をぶらりぶらり…と。
旧市街。
いい響き。
日本には、なかなかナイ存在だよなぁ…なんて、改めて思う。
京都は確かに日本が誇る古い都だけれども、“古都”であっても、“旧市街”ではない。
東京で言えば、谷中とかがその雰囲気を持っているけれども、“下町”であって、“旧市街”ではない。
尾道なんかもそれに近い感じがあるけれども、そもそも“新市街”がないし…
日本で、“旧市街”と言ったら、何処がぴったりと来るんだろう…なんて、つい考えてしまいます。
やっぱり消去法で選ぶと、京都になるのかも知れないけれど。
何か、ちょっと違うんだよなぁ…なんて、思う。
でも、旧市街って、なんか好きなんですよね。
そもそも車があまり入って来ない街が多いのもその理由の1つなのかも知れないけれど、そぞろ歩きが出来ると言うのが、一番大きい。
のんびりと…
まったりと…
ぶらぶらと歩くには、もってこい。
ここホイアンも、そんな旧市街の街だった。
車が入って来れない訳ではない(入って来れない道もあるけれども)。
なので、メインは、自転車か、バイク。そして人力車。
だからか、結構、静かだし、歩行者が最優先になるので、お店とかも眺めやすいし、フラッと入り易い。
1人旅だけれども、家族連れとかでも歩きやすい気がするし、ベビーカーとかにも優しい街の様な気がする(あくまでも、1人旅なので、実際に子供連れで歩いている訳ではないから、あくまでも感覚だけれど)。
ホント、特にアテもなく、ぶらぶらと歩いては、フラッとお店に入る…
ちょっと一休みも場所がたくさんあるのは嬉しい所
ちょっとしたカフェも、結構あるので、疲れたらすぐに一休み出来ると言うのも、とても助かるし、それがまたそんなに高くないのも嬉しい所。
真っ昼間からビールなんか頼んじゃったりしてね。
また…
この暑い昼間に、冷たいビールが、ホントに美味。
“幸せ~!!!!”
なんてコトバが、つい口から飛び出してしまいそうな感じ。
まだ日本を離れて半日くらいしか過ぎていないんだけれども、こんなにリラックスしていてイイのだろうか…とすら思ってしまう程、すんなりと旧市街の街歩きに溶け込んでいる自分がいるコトに、びっくり。
でも、それこそが、旧市街の街歩きの醍醐味なのかも知れない。
すんなりとその街に入り込める…みたいな。
いや…
ビールは、旧市街がなくても、何処でも楽しんでるか…(笑)。
旧市街があるから、リラックスしてるのか。
それではなくて、ビールが飲めるから、リラックス出来るのか。
それとも、単に旅先だから、リラックス出来ているのか。
何だかどれも答えの様な気がしてしまうけれども。
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