フフイの市内交通にSUBEは必須
フフイの宿(明日、宿の詳細はUpします)は、Bookig.comから予約したのですが、セントロじゃない立地条件と言うのは予約時点で分かっていたのですが、バスターミナルがセントロから移転していたのは気が付いていなくて、フフイに到着して、“さて、どうやって宿に行けば良いんだろう…”状態。
幸い、バスターミナルの中に、観光案内所があったので、相談出来ましたが、タクシーかバスの二択を言われ、バスを選んだらちゃんと系統も教えてくれたのですが、そもそもそのバスが、現金で乗れるバスではなくて、SUBEと言う、日本で言う所のSuicaやPASMO、ICOCAに相当するカードを買って、チャージして乗らなければいけないスタイルだった。
そう言えば、ブエノスアイレスも、地下鉄とバスはそのスタイル(でも、バスは現金(但し、小銭のみ)でも乗車可能だったけれど)。ウルグアイのモンテビデオも今やそう言う感じ(こちらも現金で乗車可能)だった。
↑はブエノスアイレスのカードです
んで、フフイ。
現金での乗車、不可。
おおっ!!
マジかよっ!!!
バスターミナル内でも、SUBEは買えるのですが、そもそもカード購入費として、20ペソが必要になると言う…
20ペソ。
宿からセントロまで歩いて行けるから、ホントに次にバスに乗るのは、フフイの街を出る時。
それに20ペソ。
でも、タクシーだと大体、宿まで100ペソ。
まぁ、全然大した金額じゃないんですけれどもね。
観光客に不便すぎるだろ!!ってモンで。
せめて外国人観光客に対しては、現金の取り扱いもして欲しい感じがするけれども、そうしたらその分の釣銭とかも用意しなきゃいけないから、まぁ、現実的でもなく。
そして、どのみち、そう言う短期利用者のコトなんて、眼中にない訳で…
ってか、観光客なら、タクシー使って、お金落として行けって言う感じなんでしょうか。
せめて街毎に別々のカードじゃなくて、アルゼンチン全国で有効にしてくれたら、使い道もあるのに…なんて思うけれど、日本だって、サービス開始当初はSuicaが全国で使えなかった訳だし、アルゼンチンにそれを期待するのも無理な話なのかも。
ICカードなしに公共交通機関に乗る1つの方法
でも、不便すぎる。
ブエノスアイレスみたいに地下鉄もあって、規模も大きくて…と言うのであれば、まだ考えられるけれども、正直、フフイ程度の規模で、わざわざICカードを買う気にもならないし。
んで、結局、他の乗客に頼んで、ICカードから2人分の運賃を引いて貰って、現金でその乗客に払うコトに。
市内交通は8ペソなんですが、ひとまず10ペソ渡しておけば、互いにWin-Winになる訳で。
結果的に、これが一番、楽です。
何だかんだ言って、乗れなかったコトがナイし、乗客も案外、分かってくれるので。
これはフフイだけじゃなくて、ICカードじゃないと公共交通機関に乗車出来ない他の都市でも有効だと思う(現金と併用している交通機関では無意味ですが)。
新しいサービスを導入するコトで、マイノリティーが不便になると言うのは、有り得なくもない話。
それは日本でも同じコトだと思う。
全員に等しくサービスの向上が図れる様に、先を行く国が見本を見せて行かなければ、続く国でだって同じ様なコトが起きる。
つまりは日本でサービスがスタートした時などにも、もっと不便になり得る人が声を出して行かないといけないってコトなのかも知れないなぁ…と。
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