現在地:日本。
このブログ、現在、約1ヶ月半近く遅れて書いてます。
ってか、モーリタニアとかモロッコにいた時の方が、しっかりとブログを書いていた様な気になります。まぁ、帰国したらぐうたらな日々になる(いや、旅中も十分、ぐうたらですが)訳で、仕方がナイのかなぁ…とも。
シャウエンのバスターミナルは酷である
フェズを後に、シェフ・シャウエンへとCTMに乗って移動。
道中は湖が見えて来たりして、ホント、モロッコのバス移動の車窓って、エリアが変わると変化が著しい。つい先日まで砂漠の荒涼とした大地しか見えなかったコトを思うと、何だかそれが信じられないし、遠いコトの様にすら思えてしまうから不思議です。
“モロッコ”と聞くとアフリカ大陸なだけあって、どちらかと言うと荒涼とした大地を思い描く人が多いかとは思うのですが、そうじゃないモロッコもなかなかに広いデス。
さてシャウエン。
フェズで一緒の宿だったごろう君と一緒に移動して来た訳ですが、シャウエンのバスターミナルは中心部から1キロ位離れた場所にある。
普段なら、1キロなんてヨユーって感じなのですが、何と言っても、急な上り坂が続く1キロ。
ごろう君も一緒だし、1キロだけだし、2人で割ってしまえば大した額じゃないから、高くボッてこなければタクシーに乗ろう…と思っていたし、ごろう君ともそう言う話をしていたのに、何故かこう言う時に限って、ほとんど客引きが食いついてこず。
他に欧米人やら中国人やら韓国人やら、いっぱい旅人がいたので、ただでさえ少なかったタクシーの客引きはそちらの方が金を持っていると思われたのでしょうかね。
お陰で急な上り坂を歩く羽目に…
ごろう君はまだまだ若いけれども、おっさんと化した我が身には地味に応える坂道でした。
ってか、何故に不便な場所にバスターミナルを設けたのか、それを恨みたくなる様な、そんな急な坂道。もうちょっと利便性ってモノも考えてくれよ…と。
思い描いていた通りのシャウエンの青い色
さて、旅人に有名な街・シャウエンですが、この街を有名にしたのは、何と言っても、旧市街が“青色”だと言うコト。
宿を1軒目で決めて、早速、街に繰り出すコトにしたのですが…
ホントに青。
何処までも青。
角を曲がっても、坂道を進んでも、青。
澄み渡った空と同化してしまいそうな、そんな青。
青色で染め尽されているのが、あまりにも当然かの様な勢いで、ふと違う色があると、それが余計に目に入って来る様な、そんな状態。
思わず、反則じゃないか、この街は…と思ってしまう程の青い色の街だった。
来る前にも写真で見ていた。
インスタグラムなどでも見ていた。
雑誌でも見ていた。
大抵、そうやって来る前に見すぎてしまうと、感動が薄れてしまいがちだけれども、この街は、そのままだった。
写真で見たままの青色。
テンション上がりすぎて、ずっと歩いてしまいそうな、そんな状態に。
いやいや…
今日は大事な任務があるので、街歩きもほどほどにしなくっちゃ。
“大事な任務”と言う程じゃないのかも知れないけれど、明日からモロッコもラマダンに入る。
朝食・夕食のコトとか、しっかりと調べておかないと…
ってか、シャウエンの青色でテンションが上がっているのに、ラマダンのコトを考えると、一気にそのテンションが下がると言う不思議な状態に。
でも、この街ならば、何とかラマダンに向き合えそうな、そんな予感も。
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