寝ぼけながらラクダへまたがる
“ジャパニーズ!!!!!!!!!!”
の掛け声で朝は起こされた。
いや、正確には3時半ごろに1度、夜空を見る為に、起こして貰ったのですが、星空は期待していた程ではなくて、すぐに再就寝した感じ。
ほぼ新月の日を狙ったのですが、天の川が川に見える程じゃなかった。
ってか、しげさんもひとみさんもきしくんも、みんなほぼ起きていてびっくり。
ちゃんと皆、旅人しているなぁ…なんて、意味不明なコトを思ったりも(自分も旅人なんですけれどもね)。
んで、叩き起こされてすぐにキャメル出発。
もう“急げ!!”と言われまくったので、イラッとする位。
起きてから5分位しかなかったのに、その5分間で何回言われたんだろう…
ん?
朝食は?
朝日は見ないの?
ってか、4人も日本人がいるのだから、誰かちゃんとタイムスケジュール、知っておけよって感じだが、揃いも揃って誰も知らず(笑)。
それにしても、乗ったコトはあるといえども、久しぶりのキャメル。
だけれど…
こんな寝起きの状態では、全然、感動が湧き出て来る訳もなく…
いや、感動だけじゃなくて、興奮すら湧き出ない。
ただ出て来るのは、眠気だけって状態。
ラクダ乗りには股痛が付いてくる
それにしても…
ラクダ。
近づくとかわいく見える。
でも、乗ったりすると、糞を漏らしているか、よだれを垂らしているか、繋がっている前のラクダにちょっかいを掛けているか…で、全然かわいくない。
しかもこのツアーでのラクダに乗っている時間は、2時間くらいなのですが、さすがに飽きます。
当たり前だけれども、風景は砂漠一辺倒で全然変わらないし、歩くのと一緒の速度でしか進まないし。
我々のラクダの先頭に天然キャラのひとみさんがいたのですが、ラクダから落ちるとかのボケをかまさないかなぁ…と思ってしまう位に、変化がない。
でも、その変化の無さが良い所なんですけれどもね。
そして、次第に股が痛くなる。
内股の所が、もう何とも言えない痛さ。
もうちょっと上の方まで痛さが来たら、ホントにヤバい。
足を延ばしたり、色々な姿勢をしてみたけれども、どうも内股が痛くなる方法は見つけられずじまい…
往復、ラクダに乗っている人の中には、内股が痛すぎて帰路はほぼ歩いている人がいる位のシロモノ。
まぁ、こればかりはどうしようもない。
ラクダ乗りシロートの我々には、防ぎ様がないモノね。
でも、キャメルツアーなのに、歩いているって、本末転倒過ぎる気がしますが。
ツアーから離脱
朝食はラクダを降りてから町のホテルで。
バイキング形式でいっぱいメロンを取ったら、後の人のメロンがなくなってしまってました。
さて、ここでそのままマラケシュに戻る人と、バスでメルズーガーからフェズに向かう人とに別れる。
そう言う臨機応変な対応が可能なのは、有り難い所。
我々は隣の村まで車でそのまま送って貰い、そこで1泊しよう…と言う流れだったのですが、4人も日本人がいるのに、誰もまともに宿情報を持っていない(笑)。
他人任せにもほどがあるでしょって状態。
そもそもこのメルズーガーには、3か所くらいは日本人が良く行っていて、評判の良い宿があるのに、誰もちゃんとした情報を持っていない。
ま、そう言う緩さ、旅らしくて好きですけれどもね。
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