西サハラに向けて出発!!
朝、久しぶりに少し遅めに移動開始。 とは言っても、ちゃんと7時30分には出ているんだけれども。
タクシーで西サハラに向かう車の乗り場まで移動する。
西サハラ。
いわゆる日本で売っている地図帳だと、唯一、パッと見た時に何処の国にも属していない色分けになっている領土。とは言っても、全く政府や行政機関がないのかと言えば、そう言う訳ではナイ。 ちゃんと(?)モロッコが実効支配をしている訳だし、国連のミッションも入っていて、治安的には悪い話をそんなに聞く訳でもない場所。
なので、西サハラに向かう車の乗り場に向かう時も、“モロッコまで行く車乗り場まで”とタクシーの運転手に伝えたし、それで通じて、逆に“西サハラ”と言う単語自体が通じない。
西サハラ。
便宜上、西サハラと日本では呼ばれてる地域。
訪れる人も少ないので、情報も少ないが、どんな場所なのだろう…と思いつつ、車乗り場に行くと、
“出発は10時ぐらい。大きい車と普通の車、どっちで何処まで行く?”と。
逆に、ココ・ヌアディボウで何処までの車が手配できるのかすら分っていなかったのだけれども、どうもダックラかライユーンまでの手配が出来るとの話(普通の車の方でダックラまで12,000ウギア・ライユーンまでだと21,000ウギア)。 ロンプラにはこの地域の情報があって、それに基づいて考えると、ダックラまで行ってバスに乗り換えた方が安く済みそうだったので、ダックラまでのチケットを購入。
9時30分に出発。
- 運転手
- モーリタニア人(助手席)
- キンシャサ在住のコンゴ人(後部席)
- コナクリ在住のギニア人(後部席中央)
- ワタクシ(後部席)
何とも妙な組み合わせ。 ってかコンゴ人にギニア人に日本人。
他のエリアではなかなか見られない組み合わせ。
ってか、他の2人はずっと陸路で北上をしているんだろうか…と気になる要素満開。
Google的には430キロ。
4時間40分になっているけれども、国境を越える訳だから、きっとそれでは済まないんだろうな…と。
日没までに宿にたどり着ければで良いけれども。
モーリタニアと西サハラの国境
相変わらずモーリタニア国内は結構な勢いでパスポートチェックがあった。 がそう時間も掛からずに国境到着。 ここも案外、スルー。
続いて、モロッコが支配している国境へ。
この間は全く人の手が入っていない様な緩衝エリアになっているのだが、道すら舗装されておらず。
紛争地帯だと言うコトを一気に認識させるような、そんな緩衝エリア。
モロッコ側の入国施設が目の前に見えているのにもかかわらず、道が悪くて、全然、近付けない。
ただ入国検査は案外しっかり。いや、さすがにしっかりと言った方がいいのかも。 いや、入国検査と言うよりも荷物検査の方がしっかりと言うべきかも。
そして完全に“モロッコ”。
モロッコが実質支配中だから当たり前なんだけれども。
そして、ギニア人がビザ、必要だったのに取得していなかったみたいで脱落。 ってか、こんな国境で車を降ろされたら、どうなるんだろう。 そもそもビザはちゃんと取っておけよ…とも思う。
モーリタニアのビザは取得していたっぽい感じだったので、ビザの存在は分っているみたいだったし。 だけれども、モーリタニアに戻るにも出国しているし、モーリタニアのビザはきっと1回のみのエントリービザだろうし、またビザを取得する羽目になるんだろうか。 因みに余談だけれども、ワタクシもかつてイランで出国してパスポートに出国印を押されているのにも関わらず、出国キャンセルしたコトがあったけれど、その時は、キャンセル印を押してくれていたなぁ…
この先の彼の展開は謎ですが、車自体はこれで4人乗りになったので、急速にスペースが。
ってか、楽すぎる。
そして、いよいよ車は西サハラのエリアに入って行くコトに。
未知すぎるエリア・西サハラへ、いざ!!
今はタクシーで行けるんですよね。
わたしがモロッコから南下した時はダクラでヒッチハイクしてコンボイ組んで行くしかなかったです。
はい、もうだいぶ前です(笑)
風の旅人さん>なので、随分と楽に移動出来る様になっていますよね。逆に、ダックラに寄る必要すらなくなりつつあるような気がします。