ガイドブック持たず、右往左往しながらソウル市内へ
ガイドブックを持たない旅。
それはそれで面白い。
自分が何処に行こうとしているのか、本当に正しいのかすら分からない。
下手をすると、何処に今、自分自身がいるのかが分からなくなる。
ガイドブックは確かに便利ではあるけれど。
地下鉄ですら満足に乗れないし、降りれなくなる。
ホントに正しい方向に向かっているのかすら分からなくなる。
でも、恐る恐る地下鉄に揺られ、乗り換えて、目的の場所を目指す。
地下鉄の駅を降りても、どの出口が目的地に近いのかすら分からなくて、右往左往しながらの旅。
“日帰りソウル”と、時間が無い旅なのに、時間が無限にある様なスタイルの旅をしている気がするけれども、ガイドブックに束縛されない旅も、たまには面白くて、先入観が一切皆無だから、地下鉄の出口を上がった先に見えた風景に、つい一喜一憂してしまう。
似ている?違う?景徳宮
景徳宮。
都心の真ん中にある様なソウルに5つ残る宮殿の1つらしい。
都心部にあって、地下鉄からも近い…と言うコトで、“そんなに大した感じはないんだろうなぁ”なんて思って行ったら…
広っ!!!!
かなり敷地が広くてびっくり。
そして、そこを旅する中国人の多さにもびっくり。
更に言えば、自撮り棒を使っている旅人の多さにもびっくり。
確かに自撮り棒は便利だけれども、誰かに写真を頼む…ってのも、案外、過去形になりつつあるのかしら…なんて思いつつ、1つ1つ、ゆっくりと見学。
何処となく、日本にもありそうなんだけれども、ビビットな色彩が、何とも言えないキレイさがある。
近い国・韓国。
でも明らかに違う文化がそこにはあって、近いけれども、やっぱり異なる国。
陸路で行ける国だったら、もう少し似た感じが残るのだろうけれど、海を挟むだけで、ここまで色彩が変わるモノなのか…と、つい思ってしまう。
同じ木の文化圏。
でも、その違いが何とも絶妙な加減。
違いすぎず、似すぎず…
やっぱり韓国は難しいなぁ…と思ってしまうけれど、その絶妙な違いが、面白かったりもするモンですね。
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