モバイルバッテリーの機内持込、新ルール!各社の電源状況は?

4月22日から適用に!

国土交通省が、航空機内へのモバイルバッテリーの持ち込みについて、2026年4月22日から新ルールを適用することを、発表しました。

具体的な内容は、こんな感じ。

  • 受託手荷物に入れることは禁止
  • ワット時定格量は160Whまで
    • Ah…ワット時定格量(Wh)=定格容量(Ah)×定格電圧(V)
    • mAh…ワット時定格量(Wh)=定格容量(mAh)×定格電圧(V)÷1000
  • ショートしないように個々に保護
    • 端子に絶縁テープを貼る・ケースや収納袋に入れる・複数のバッテリーや金属品と同じ袋に入れない
  • 収納棚に収納しない
    • 座席上の収納棚ではなく、座席ポケットなど手元で保管
  • モバイルバッテリーは、基本2個まで
  • 機内でのモバイルバッテリーの充電は禁止
  • 機内での電子機器への充電は禁止

上の4点は、既存の禁止事項で、さらに3点が加わったと言うこと。

個数については、モバイルバッテリーだけではなく、予備電池の個数についても定められることになりました。

  • 100Wh以下のモバイルバッテリーを2個持つ場合
    • 100Wh以下の予備電池…個数制限なし
    • 100Wh~160Wh以下の予備電池…2個まで
  • 100Wh~160Wh以下のモバイルバッテリーを2個持つ場合
    • 100Wh以下の予備電池…個数制限なし
    • 100Wh~160Wh以下の予備電池…持込不可
  • 100Wh以下と100Wh~160Wh以下のモバイルバッテリーを各1個持つ場合
    • 100Wh以下の予備電池…個数制限なし
    • 100Wh~160Wh以下の予備電池…1個のみ

予備電池については、リチウムイオン電池で、デジカメなどの電子機器の予備バッテリー・電子機器から取り外したものを意味し、複数の電子機器などを持って搭乗する場合には、かなり注意が必要と言うことになりそうです。

各社の充電設備は?

今回のルール改定は、機内でのモバイルバッテリーの発火が相次いでいることにより、国際民間航空機関(ICAO)が、国際基準を3月27日から緊急で改定したことに対応したもの。

モバイルバッテリーの機内での使用の禁止は、随分と広まって来たと思いますが、新たにモバイルバッテリーと予備バッテリーの個数制限。

これらのルールを守らない場合、航空法により罰則が科せられることに(さらにより厳しいルールを設けている場合があるので、搭乗前に航空会社の基準を確認する必要がある)。

ここで気になるのは、各社の充電設備と言うことになる。
各機材でそれぞれ異なっているけれども、機材ごとにさらに細分化されていたりもするので、一概に言えないけれど、こんな感じ(それぞれエコノミークラスの場合)。

会社機材USBポートAC電源
JALエアバスA350-900
エアバスA350-1000
ボーイングB787
ボーイングB777×〇|共用
ボーイングB767|国内線×
ボーイングB767|国際線×〇|共用
ボーイングB737×
エンブラエル170××
エンブラエル190×〇|共用
デハビランドDHC-8-400××
ATR42-600/ATR72-600××
ANAボーイングB787-9
ボーイングB787-8|国際
ボーイングB787-8|国内××
ボーイングB787-10
ボーイングB777-300|国際
ボーイングB777-300|国内××
ボーイングB777-200|国内×(一部のみ〇)×(一部のみ〇)
ボーイングB767-300
ボーイングB767-300|国内×
エアバスA380
ボーイング787-10
エアバスA320-200neo
エアバスA321
ボーイングB737-800×
デハビランドDHC-8-400××
スカイマークボーイングB737-800×
ソラシドエアボーイングB737-800〇(ごく一部のみ)×
AIRDOボーイング767-300×
ボーイング737-700××
スターフライヤーエアバスA320
ピーチエアバスA321LR×
エアバスA320××
ジェットスター
ジャパン
エアバスA321LR×
エアバスA320××
スプリングジャパンボーイングB737××
ZIPAIRボーイングB787

上記以外の会社だと、全機不可と言う感じ。

やはり小型機だと、ほぼ搭載されていない感じになる。

まぁ、小型機だと飛行距離も短いので、飛行時間も短くなる訳で、充電が必要か?と言われると、微妙な感じもするけれど。

LCCは特に要注意になりそう…

特に影響を受けるのは、国際線と言うことになりそう。
LCCだとこの辺りがまだ導入が進んでおらず、ピーチもジェットスタージャパンも、エアバスA321LRはUSB電源装備だけれど、機材数の大多数を占めるA320に関しては未導入。

まぁ、A320だとそこまでの距離を飛ぶ訳じゃないから、不要と言えば不要だが、こうした辺りも今後、航空券を選ぶ際に選択肢の基準の1つになるのかも。
でもLCCだと機内エンタテイメントが基本的にはないので、事前に動画などをダウンロードしてそれを機内で見る…と言うことも多いので、寧ろ、欲しいですけれどもね。

そして…

正直、モバイルバッテリーの個数・定格容量と予備電池の部分は、ちょっと分かりにくい新ルール。

まぁ、慣れでしょうけれど、禁止事項なのでしっかりと踏まえて搭乗したいところです。

 

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