リマの市街。
そこまで面白さを感じる訳じゃないけれども、メルカドとか市場街は活気に満ちていて、さすがに首都だなぁ…と思う訳ですが、旧市街をアルマス広場からぶらり~と歩きながら、フラッと教会に入ってみたり。
旧市街はアルマス広場から
何故か、黄色で統一されているアルマス広場。
ココも10年ぶりでしたが、全然、変わっていないその感じに、ちょっとびっくり。
日本にも10年間、ほとんど変わらないイメージを保っている旧市街があってもいいのになぁ…なんて、つい思ってしまったけれども、日々の移ろいが早い日本では、古いモノがどんどん無くなって行ってしまうのが、現実。
何が正しいかとかではない。
日本の文化とペルーの文化の違いもあるし、木造文化の日本では、やっぱり古いモノを残すと言うのは並大抵の苦労じゃないだろうから。
でも、こうしてアルマス広場に来て腰を下ろして眺めていると、変わらない何かに、何処か、ホッとした感じがある。
ちょうど教会に入ったら、ミサ真っ最中。
どうしてもミサって苦手なんだけれども、マリア様の後ろのガラスと上の紋章がイイ感じでちょっと見とれてしまいました。
こちらはChurch of La Merced。
南米は基本的にマリア信仰が根強いエリアだけれども、ペルーは殊の外、マリア信仰が強い気がしてならない。
それが“教会の母”としての信仰なのか、それとも“仲介者”としての信仰なのか。
それは分からないし、歴史的な経緯とかも分かっていないから、あくまでも感覚でしかないけれども、異教徒からすると、“母性に対しての信仰”に見えなくもない。
女性に対して祈りを持つと言うのが、一般的じゃない日本から来ているから、余計に、そう思うのかも知れないけれど。
陰陽が何だかステキな教会ではあったけれども、面しているのは、リマの旧市街では随一の繁華街で、外と中のギャップが凄かった。
日本だと、そこまで大通りだとは繁華街にある寺社仏閣って多くはなくて、周辺を含めて寺社仏閣の雰囲気を作っているし、そもそも参道があるので、祈りの場所と繁華街がくっきりと分かれている場所が多い様に思うので、新鮮な感覚ではある。
サンマルティン広場へ到着
そのまま繁華街をPlaza San Martínまで歩いてみる。
大体、この辺りまでが観光客も来る旧市街エリアって所だろうか。
アルマス広場は黄色一色だったけれども、Plaza San Martínは、白一色で統一された感じなのが、また良い。
もうちょっと晴れ間があったらなぁ…とは思うけれど。
それにしても…
リマ。
するコトがないっ。
新市街の方に行けば、ちょっとこじゃれたカフェとかもあるんだけれど、旧市街は観光客が多い割に、そう言うのがそこまでなくて、ちょっと一休み~とかもしにくいってのも、今一つ、好きになれない理由なのかもなぁ…
【今日の気分】
[amazonjs asin=”B009OUKAU2″ locale=”JP” title=”ALMA COVERSI”]
解散しているDuoだけれども、日系ペルー人と日本人の2人組のカバー曲。
原曲は大ヒットしたけれども、ビビアン・スーじゃなくて男性の歌になっても悪くはないし、はっちゃけるイメージのある曲だけれど、スペイン語に歌詞がなっていて、ギターのサウンドもイイ感じ。
因みに、この曲のPVはペルーのリマで撮影されたモノで新市街をメインにして撮られていて、スターダストレビューのカバー『木綿の涙』はアルマス広場を中心とした旧市街で撮影されている感じが。
ってか、普段聴いている日本語の曲が、こうしてスペイン語になってカバーされるってコト自体、イイ感じが。
またガラリと曲のイメージが変わるアレンジも良いし。
早々と解散したのが、ちょっともったいない感じもするDuoだったかなぁ…
コメントを残す