白い街:アレキパで思ったコト

ヨーロッパですか?いや、アレキパ。

アレキパのバスターミナルでちょっと時間を潰して、市内へ。
チェックインをしてから、早速、中心部を歩いてみた。

アレキパは、旧市街が“白い”街として知られているのですが、宿自体、中心部からそう遠くない場所に取ったので、もう宿から出たらそこが“白い”街でした。

第一印象。

ヨーロッパかよ、ココ。

少なくとも、ペルーに思えない。

いや、今やクスコにさえスターバックスがある時代なのだから、ペルーだってどんどん変わって行っているのは事実なんだと思うけれど、パッと見ると、ペルーと言うよりも、地中海沿いのヨーロッパと言う様な感じ。

“地中海沿いのヨーロッパ”。

 

いや…

そんな場所に行ったコト、ほとんどないけれど(唯一、イタリアのシチリア島が当てはまるのかも知れないけれど、まだまだ若かったので、そんなリゾート感は一切ナイ旅だったし、そもそもチュニジアから船で入って、チュニジアに戻ったと言うのも大きいけれど)。

でも…

アレキパって、どうしても日本人観光客の旅程から、外れるコトが多いのも事実。

近隣にはコンドルが見れる谷があったり、トレッキングルートがあったりもするので、そこそこヨーロッパの人は来るのかも知れないけれど、日本人で言えば、リマ→クスコ→プーノ→ボリビアと言うのが、王道のルートで、アレキパは少し時間がある人ぐらいしか訪れない感じがある。

都市としての規模が大きいので、ペルー各地からの交通の便は良いんだけれどもね。

近隣の都市のインパクトが多いので、どうしても負けてしまっている感があるのかも。

ライトアップされた旧市街もステキな感じ

で、ぶらぶらと1日中、歩いていました。

気が付いたら、夕方。
そして、夜。

旧市街の至る所で、こんな状態。

白い街並みに、石畳。
そしてライト。

ん?

何か、カッコイイです。

思えば、こんな感じの街、今回の南米の旅では、初めての様な気がするってのが大きいのかも(唯一、こんな感じに似ていたのが、ウルグアイのサクラメントかな?)。

別に街並みは白くないけれども、エクアドルのキトとか、クエンカ、ペルーのリマとか、南米大陸なら、他にも同じ雰囲気の街はありそうな気がするんだけれども、如何せん、それまでいたのが、ボリビアのラパス。

こんなシャレてませんから(スクレ以外)。

キレイな街並み。
至る所にいる警察(要するに、それだけ治安面に不安があると言う裏返しでもありますが)。
ライトアップ。

でも、何か足りないな…と。

何が足りないんだろう…

当たり前にあったモノがなくなった

そして気が付きました。

坂がナイ!!!

1日歩いていても、楽すぎるっ!!!!

そんな当たり前のコト。

そもそも歩いていても、息が切れないって、スゴイです!!
いや、この場合、息が切れまくるボリビアのラパスがスゴイのかも知れないけれど。

至る所にあったこんな坂が、見当たらない。

ただそれだけのコトなんだけれども、それだけのコトで、ムショーにペルーに来たんだな…と言う想いに変わって行った。

いよいよ、この南米の旅も、最終盤なんだなぁ…とも。

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