“歩いてセントロへ!!”のはじまり
エルアルトをちょこちょこと覗いてから、今度はセントロまで歩いて移動するコトにしてみた。
“危ない”と言われているけれども、まぁ、読者もそんなにいる訳じゃないし、そもそもマネする人もいないかとは思いますが、万が一、マネする場合は、充分に治安などを把握した上でマネして欲しい所ではあります。
さて、出発点にしたのは、Cejaではなくて、セメンタリオ行きのコレクティーボが走る道。
通りの名前的には、Av.Chacaltaya(チャカルタヤ通り)のPlaza BallivianからFinal Kollasuyo通りを下ると言う感じ。
終始、道行く人は、そんなに多くは無いんだけれども、コレクティーボは日曜日でも、そこそこ頻発で走っている状態でした。
さて、歩き出してばかりの時は、まだまだ“セントロを上から眺める”ラパスらしい光景。
ただ、やっぱりこの道も、そこまで前面が開けている場所は無くて、ホントに何処かに展望台を作って欲しい…と願わずにはいられない訳だけれども、時々、パッと視界が開ける場所があったり、木々の隙間から、セントロが見えたりすると、やっぱり“ラパスに戻って来たんだなぁ…”と、改めて実感する風景が見られて、何だかちょっと嬉しい。
ってか、ラパスの坂道って、改めて、“急すぎるやろっ!!”と、突っ込みたくなる。
雨が降ったりしたら、もう洪水、間違いがナイってなぐらいの坂道ばかり。
この角度が標準装備で出て来る街が首都(事実上の)なんだから、ホントに凄いし、よくもこんな街に長居しているなぁ…と、自分でも思ってしまう。
ってか、こんな所に住んでいたら、ホントに足腰、鍛えられるんだろうな…(しかも、高地だし)。
マラソン選手とか、大成しそうな気がするんだけれど、ボリビア出身のランナーって、聞いたコトが無いのは、なんでなんだろう…
さて、洗濯モノ干しの場所と化した高速道路を潜ると、ちょっとした公園があって、そこから先は、もうセントロからの街並みが一体化してしまっている様な、そんな状態。
視界が開けた場所はもう出てこなくて、逆に、建物の合間には、降りて来た山と、そこにへばりついた街並みが、チラホラと見えてくる。
随分と、セントロが近付いてきた
結構、距離を歩いたなぁ…と言う気持ちになるけれども、ぶっちゃけ、ずっと下り坂なので、しんどさは皆無。
寧ろ、ずいずいと進んで行けるのが楽しい所だけれども、歩いている人は、ホントに少なかった。
いや…
元から、こんな坂道だらけの街を歩いている人なんて、そう多くは無いんだろうけれど。
だから、セントロを走る車の90%がコレクティーボ(もしくはタクシー)なのね…と、ちょっと納得してしまう。
やがて正面にセメンタリオが見えてきたら、ほぼほぼ終点に近い。
ってか、改めて見ると、墓地の真上をロープウェイが走っているって、シュールだなぁ…と思う。
日本だったら、大反対運動が起きるのは、間違いがナイんだけれども、ラパスに長くいると、それすらフツーに感じられたりする自分が不思議ですが、このセメンタリオに来ると、さすがに人が出て来て、そこからは一気にメルカドに雪崩れ込んで行く形で、メルカドウルグアイの辺りから、メルカドネグロへ。
あぁ…
“下に帰って来たなぁ…”と。
“上”と“下”。
こんな感覚になるのも、ラパスの街歩きの楽しさでしょうか。
でも、間違っても、“下から上”へ歩こうとなんてコトは思わないけれどもね。
【今日の気分】
レミオロメン “南風”
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“粉雪~”で知られた彼らだけれども、一番好きなのは、この曲だったり。ポップで、ちょっとウキウキと街を歩く時によく掛けていましたが、テンションが上がりすぎてしまって、そのまま目的地をスルーしてしまうコトも(笑)。
ってか、多分、この旅で、一番聴いている曲になるかも…
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