ボリビアとの国境を目指す
ポルトベーリョからのバスは、ボリビアに移住する家族連れの多い荷物と、寧ろ、そのおまけの様にすら見えるボクらを乗せて、定刻通りの10時半に出発した。
荷物が多すぎて、バスの下のトランクルームが1ブロック、ほぼ、その家族連れの荷物しか入っていないぐらいだった。
バスの中は、快適。
ブラジルの中でも端のエリアだから、ぼろバスが来るかなぁ…と思ったら、ガンガンにエアコン車。
めっちゃくちゃに寒かったけれども、昨夜はしっかりと眠れなかったから、ほとんど寝ていたけれども。
ブラジルとボリビアの国境の街は、ブラジル側がGujara-Mirimでボリビア側がGuayaramerinで何ともややこしい。ほとんど同じ“グジャラミリン”ではあるんだけれども、やっぱりポルトガル語とスペイン語で少し発音が違う。まぁ、“グジャラ”で通じましたけれど。
船で国境を越え、ボリビア入り!!
ポルトベーリョから6時間でブラジル側のグジャラミリンのバスターミナルへと到着した。
思ったよりも、簡素な町。
国境の街らしい賑やかさが感じられないのは、陸上での物資輸送に限りがある国境だからなのかな。
船着き場まで移動したけれど、ブラジル側のイミグレは船着き場から少しだけ離れた場所にあったので、再度、そこまで移動。普段ならば歩いて行ける様な距離だったけれど、船の時間やブラジルとボリビアのイミグレが開いている時間がビミョーに不明だったので、タクシーで行ってみる(因みに、この時点で17時半)。
ってか、船着き場にイミグレ、作れよって言いたくもなるけれど、両国の国民は、基本、イミグレスルーだし、この国境を使う旅人なんて、そう多くは無いんだろうから、そんな便宜が図られる訳も無く。
ブラジル出国して、船でボリビアへ。
内陸国家のボリビアなのに、船で入国ってのは、ちょっと不思議な感覚になるし、そもそも、もう船はお腹いっぱいだったりするけれども。
家族連れの方の荷物があったので、船、貸し切り(笑)で、ようやくボリビアへ。
日本人のノービザ日数が分からず、ちょっと時間が掛かったけれど、ボリビア側のイミグレは船着き場に併設されていたので、楽でしたが、ボート自体、18時ぐらいまでしか動いていないので、そこはちょっと注意が必要なのかも。
なので、イミグレ自体も、24時間じゃないし、ロンプラ的には、土日はお休みみたい…
因みに、両替商はブラジル側には皆無だったのですが、ボリビア側には何人かいて、多分、全員、同じレートみたいで、国境にレートが貼り出されていました。
この南米旅が始まって6か国目のボリビアに無事、入国。
ってか、10年前の旅ではビザランを繰り返したから、何度目のボリビア入国なんだろう…
ようやくベッドで眠れる!!
そこからトゥクトゥクでバスターミナルに向かうが、バスがもうなく、車チャーターでリベラルタまで移動。
ここでも荷物が積み切らず、2台貸し切り(笑)。
でも、運転手が日系2世の人だったので、ちょっとだけお話が出来たのはラッキーで、家族連れと別れた後、運転手の紹介の宿にチェックイン。因みに、欲しかったWiFiはなし。ってか、リベラルタの街、賑わってはいるけれども、別に栄えている感じはしないから、街を見た瞬間、WiFiを探すのは諦めました。
久しぶりにベッドで寝れる喜びと、これまた久しぶりに完全に一人になった気がした寂しさとが交錯する様な夜だった。
それにしても、マナウスから考えると、どれだけの日数が掛かったんだろう…
長かった様にもあっと言う間にも感じられて、もう良く分からんけれど、ようやくのボリビアである。
因みに、国境からリベラルタまでのボリビア国内の道は、非常に快適な舗装道路でした。
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