1国の首都。
それはやっぱりほとんどの国で他の町とは違っていて、そこにモノや人が集中していて、活気を見せてくれる場所になっている。
エチオピアの首都・アディスアベバ。
ここもまた、やっぱりさすがに首都なだけあって、他の国の例同様、随一の都会でした。
アディス到着!!
翌日は朝5時出発。
ってか、パブリックなバスではナイし、そもそもアディスアベバまで、そこまで距離が残っている訳でもないのに、何故、5時出発なのやら。もっとゆっくり出ればイイのに…
お陰で…
眠たい・眠たい…
それでも、ついウトウトし始めたら、“寝るなぁ…”と起こされる始末。
ホントに、助手席では眠ってはいけないと言う法律でもあるのか…?と言う感じですが、それでも睡魔には勝てませんけれどもね。
んで、気が付いたら、次第に、走っている車の数が増えて行って、そして、アディスアベバの近郊に入って来た。
アディスアベバと一言で言っても、さすがにエチオピアの首都だけあって、広い訳ですが、そもそもこの車は、何処に到着するんだろう…と思っていた訳ですが、気が付いたら、車を降ろされました(笑)。
一応、アディスアベバのピアッサまで行きたいのだが…と言うのは、事前に伝えていたのですが、ピアッサに行くには、時間が掛かり過ぎるとのコトで、ピアッサまで行くバスが走っている場所で、降ろされました。
それが、あまりにも唐突で、折角、ラリベラから一緒に乗って来たので、しっかり挨拶したかったのですが、その時間すらナイ程で、荷物を抱えて、降りるのが精いっぱいな状態でした。
そもそも車を降りた場所が、アディスアベバの何処の辺りに位置するのかすら全く分かっていない訳ですが、ラリベラから乗って来た車の運転手が、指差したミニバスに飛び乗り、何とかアディスアベバの目的地であるピアッサに到着するコトが出来た。
ってか、アディス、都会です。
車の量もハンパないし、人の数もハンパないし、そもそも町の大きさも、今まで通って来たエチオピアの町や村を全部合わしたとしても、勝てないのでは…と思える様な、そんな大きさと数で、改めて、1国の“首都”なんだなぁ…なんて、当たり前のコトを思ってしまったり。
そもそも立体交差はあるし、信号もあるし、タクシーもバンバン走ってるし。
クラクション、うるさいし。
“やべっ…”
と、田舎から上京したばかりの少年になったかのような気分。
そもそも到着したピアッサ自体、そもそもサークル状だし、ゴミゴミしていて、ボケーッとする瞬間すらない位に、人で賑わっていました。
アディスにドバイから到着した時は、空港ですぐに国内線に乗り換えてしまったので、全然、そんなイメージはなかったのですが…
Taito Hotelにチェックイン!!
んで、Taito Hotelにチェックイン。
このピアッサ周辺は安宿が幾つか固まっているエリアなので、ちょっと迷ったのですが、Taitoの持っている雰囲気が、心地良かったので。
ってか、Taito Hotelって、別に安宿ではないんですけれどもね。
単に、安い部屋もあるって言うだけで。
それにしても、ラリベラを出てから何だか長かった気がしなくもないけれども、助手席をずっとキープ出来たので、そこまで疲れた感じはなく。
やっぱ助手席1人乗りって、イイねって思ってしまいました。
これが後ろの席だったら、やっぱり疲れていたでしょうから。
こう言う所に奮発と言うか、ケチらない旅をする様になったのは、単に、世界一周とかの規模ではない旅だからなのか、それとも社会人旅人だからなのか、それとも、単に歳を取っただけなのか…
全部、当たりの様な気もしますが、年齢と共に、旅のスタイルが少しずつ変わって来ているのは、事実なんだとは思いますし、それはそれで間違った選択じゃないとも。
やっぱり今、20代と同じ旅のスタイルで旅をしろと言われても、無理なコトでしょうし、かと言って、もっと余裕を持った旅を…と言う気にもなれないですから。
宿に荷物を降ろして、ホッと一息ついた途端、これでこの旅も一区切りなんだなぁ…と思うと、疲れよりも、ギュッとこの旅の空気感を感じておきたいなぁ…なんて気分になってしまって、早速、宿の近辺をぶらりと歩いてみるコトに。
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