ダッカで迎える新年ー正月ぐらい日本を欲する旅人ー

ダッカで食べる年越しそば

選挙が終わった翌日が、大晦日。

とは言っても、別に西暦を基準としている生活ではないバングラデシュ的には、普通の日と言う感覚に近く、あまり新年感はなく…

選挙の翌日と言うコトで、街自体、まだ半開きと言う感じで、宿でまったりダラダラ。
外に出るコトもなく、買い込んだインスタント食品で、籠城を決め込む感じ。

今の宿、ダッカにある日本人宿なのですが、下のフロアに日本食料理屋がある(と言うか、寧ろ、そちらの方がメインなのだろうけれど)。

お店に行けば、紅白が見れるので、ある程度、夜が更けてきたら、何か食べに行こうかなぁ…なんて思っていたら、宿のお母さんが、特別に年越しそばを振舞ってくださいました。

年末に年越しそば。

日本にいる時は、絶対に年越しで仕事をしていたから、日本にいる時よりも、日本。

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日本を離れているから、日本が欲しい

って…

2年前にパラグアイのペンション小林で年を越した時も、そう思ったけれど、おかしな話である。

日本にいる時よりも、日本って(ペンション小林での年越しについては、『ペンこばで年越しとあけまして』から)。

日本を離れている時こそ、日本を欲する。

今回は、特にそこまで日本を離れてから日にちが過ぎていない。
だけれども、“お正月”となると、何だかムショーに日本を欲する時分がいたりする。

別に、日本にいる時には、正月らしいコトをしているのか?と聞かれたら、答えは、「No」でしかない。

去年のお正月は、元旦に日付が変わった時間ぐらいから働き始めていたぐらいだし、仕事が終わって帰ってから初詣でもしたのかと聞かれたら、疲れて爆睡していただけだし。

でも、海外にいると、「紅白が見たいなぁ…」なんて、つい思っちゃう。

自分でも不思議なんだけれど。

ナイものねだりと言えば良いのか。

それとも旅人あるあるな欲望と言えば良いのか。

どちらにせよ、お正月はやっぱり日本を思い浮かべてしまう自分がいるモノで。



ダッカで年越し

前に年越しを経験したパラグアイやペルーと違って、日本との時差がそこまで大きくはないバングラデシュ。

紅白を見て、日本時間でカウントダウンをし、そのまた数時間後に、バングラデシュ時間で年越し。

“1年の計は元旦にあり!”と、昔の人は言ったみたいだけれども、こうして旅に出て時間に余裕がある時こそ、色々と考えるべきなのだろう。

だけれども、実際に旅に出ると、目の前のコトしか、見えなくなる。

自分の旅の悪いところなのだろう。

もっと“旅ブログのPVを伸ばそう~!”やら、“SNSでガンガン情報発信しよう~!”だとか、キラキラした2019年に掛けるモノが、ほとんど浮かばない。

逆に、“いつダッカを脱出しよう”だとか、“いつインドに入国しよう”だとか、そんなたびの目の前のコトで精一杯。

旅に出ている時ぐらい、日々の生活のコトから離れても良いのかな…
もうそう解釈するコトで、お茶を濁すしかない。

でも、キラキラした旅が隆盛の昨今、全くキラキラしない旅のブログが1つぐらいあっても良いのかなぁ…なんて思ったり。

ほぼ1カ月遅れですが、あけましておめでとうございます!
2019年もマイペースに更新していきますので、本年もよろしくお願いします。

因みに…
ブログ上の現在地:バングラデシュのダッカ
下書きを書いている場所:バングラデシュのクルナ
予約投稿をした場所:インドのプリ―

さて、実際にこの記事がアップされる頃には、ボクは、何処を旅しているのやら…

「パラグアイでの年越しはこんな堕落していた…」的な記事はコチラもチェック!






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