イスラム教の国・バングラデシュでお酒は飲めるのか?
バングラデシュ。
インドの東側。
ビルマ(ミャンマー)の西側。
そんな場所にあって、一番信仰されている宗教は、イスラム教の国。
久しぶりにムスリムの国に来た。
いつ以来なんだろう…と思ったら、モロッコとモーリタニアぶりってコトになるんだろうけれど、感覚的には、もっと過ぎている気がする。
別に、ムスリム、嫌いじゃないですよ。
逆に言えば、一番、“旅に出てきた~”みたいな気分にもなるし。
でも、困るコトが1つ。
それは…
お酒が手に入りにくい!と言うコト。
宗教上の理由でお酒が入りにくい国は、他にもある訳だけれど、ムスリムが大勢を占める国は、基本的には、入手しにくい。
外国人だから…と言う理由で、手に入れられる国もあるけれど、ここ、バングラデシュでは、お酒は完全にアウェーな感じがある。
一応、外国人は禁止されている訳じゃない。
ただ現地の人は、売っていいお店も、買っていい人も、免許制なんだとか。
だから、誰でも気軽に変える訳じゃないし、コソッとであったとしても、誰もが買える訳じゃないのです。
ダッカでお酒が買える店は、2ヶ所
だけれども、買える場所はあるのです。
ダッカだと、それが2ヶ所(他にも高級ホテルなどのBARなどでも買えたり飲めたりはするらしいのですが、やっぱり値段はそれなりにするらしいです)。
って、人口が過密なダッカ。
それなのに、お酒が一般的に買えるお店が、たったの2ヶ所しかないって言うのも、案外、徹底して管理下に置かれている感じですね。
2か所のうち、1つが外国人の駐在者さん達も多く住むと言われているグルシャン地区。
ただグルシャンは、ちょっと今の宿からは行きにくかったので、もう1つのお店に行ってみました。
あ、選挙の前日だったので、そもそも“閉まっているだろうなぁ…”なんて気持ちを持ちつつ、です。
因みに、一緒に行ったのは、Paku旅のパクくん。
彼のブログの方でも、お店の情報が挙がっているので、サクッと結果が知りたい!読みたい!と言う人は、彼の『バングラ激レア地ビール~Hunter Beerを求めて~』を参照にして下さい(ボクの方は、相変わらず、ダラダラと書きますので)。
まず、宿からバスに乗車。
旧空港方面に向かうバスがベターなのですが、とりあえず、オールドダッカからバスに乗る場合でも、Mohakhali(モハカリ)と連呼していればいいかと。
モハカリにはバスターミナルがありますが、空港側から来ると、バスターミナルの手前で下車(高架式の道路が空港方面から来ると、右側に分岐していく辺り)。
お店は、H.Kabir & Co., Ltd。
住所的には、12, Abbas Garden, New Airport Road, Mohakhali, Dhaka
Google Mapにすらお店が掲載されていない様な感じですが、ピンが立っている1つ上のビルに当たります。
Abbas Garden Road。
これが道路の名前になりますが、そもそもこの通り自体、行き止まりなので、ホントに酒屋が隠されていると言うような感じですね。
一目から隠されまくったダッカの酒販店は、やっぱり…
モハカリでバスを降りたら、そのまま高架式の道路の右側を歩いて、2筋目ぐらいを右折。
ちょうどこんな看板が通りの入口にあります。
特に、大通りでもなんでもなく、ホントにこの先にお店なんかがあるのかよ…?的な小道。
そのまま進んでいくと、スグにパッと見ると突き当りのように見えますが、そのまま右に進めるので、右に曲がると、左斜め前の建物がお店になっていました。
んで…
やっぱり…
クローズしてました。
ま、選挙前なので、仕方がないですよね。
ただでさえ外務省からも外に出るなと言われている選挙前の日に、お酒を買いに行っても売っている訳がありませんよね。
ビールが売られているとのコトでしたが、ケース買いオンリーと言うお話。
ワインやジンなんかも購入が出来るみたいです。
ってか、かなりバングラ、お酒に関しては厳しいって感じですね。
宗教上の理由だけなのか、酔っぱらって暴れられるのを恐れているのか、それとも他に何かしらの理由があるのかは分かりませんけれど。
でも、毎日が埃っぽいダッカ。
お酒でももう少し気軽に飲めれば、ちょっとは浮かばれるんですけれどもね、旅人的には。
それにしても…です。
ここまでお酒を厳格に制限しているのに、何故か、バングラデシュ産のビールの“ハンタービール”なるモノがあると言うのも、謎なんですけれどもね。
そもそも飲む人・飲める人の絶対数が少ない訳で、どうやって採算を取っているのやら。
まさか輸出している訳でもナイでしょうし…
ブログ発見しました!笑
リンク貼り付けありがとうございますw
パク旅>
い、今更…?と思いつつ、どうやって見つけた??
リンク貼り付けすると分かるようになってます。
しかし、その確認をずっとしてなかったので今頃気付きましたw
パク旅>
そんな便利な機能を実装しているんですね~!
で、その飛んで来たブログは、未だにインドを書いていると言うスローなブログ。
パクくんと会ったのは年末なのに、まだ次の国にしか進んでない…(笑)