40000系ベースでリクライニング機能を装備
大手私鉄の「西武鉄道」が、2027年春ごろから新宿線で運行開始予定の新型車両を専用Webサイト・公式YouTubeなどで発表した。
現状のS-TRAIN・拝島ライナーで使用している40000系がベースになっていると思われる車両で、現時点で形式は未発表(一応、YouTube上だと40000系の文字が見える)。
「トキイロ」と題して、側面には波型ラインを配置し、グラデーションで赤~水色~オレンジと言う感じのカラーが施される模様で、1編成全ての車両でカラーリングが異なるデザインは、「西武鉄道」としては初の試み。
車内装備としては、転回式クロスシートを採用。
全ての車両でWi-Fiが利用でき、各座席には電源コンセント・カップホルダーとフックを備え、トイレも編成中に設けられるとのこと。
また既存の40000系には装備されていないリクライニング機能を装備しているのも特徴。
1編成8両で増備が進めら、現状の特急「小江戸」を刷新する計画。
気になるのは、運行形態
車両の概要は発表になりましたが、運行形態については未発表(そもそもまだ1年以上先の話でもありますし)。
但し、4ドアクロスシートなので、特急「小江戸」号を踏襲するのではなく、通勤ライナー化して行く流れなのは明白ですかね。
ただ8両編成なので新宿線~拝島線乗り入れのライナーである10両編成の「拝島ライナー」には流用せず、新宿線本系統での運用がメインになりそう(間合い運用で拝島線に入線することはあるのでしょうが)。
「小江戸」号は朝晩のラッシュ時は利用が多いですが、昼間の需要がかなり細いのが弱点。
川越までの需要はあるのでしょうが、東武線経由の方が便利がイイと言うことなのでしょう(観光的には西武線の本川越の方が起点にしやすいのですが)。
これまでの「小江戸」とは全く違うスタイルになるとすれば、気になるのは停車駅と運用本数と言うことになりそう。
現状の「小江戸」は、西武新宿・高田馬場・東村山・所沢・新所沢・狭山市・本川越。
新宿線で乗降人員が多く、特急が停車しない駅は、田無・花小金井なので、この2駅と拝島線との乗り換え駅である小平が候補になってくるのだろう。
ただ田無・花小金井・小平はそれぞれ連続している駅。
さすがに全部は停められないので、そうなると緩急接続ができて、乗降者数も一番多い田無が筆頭になるのかなぁ…とは。
また「小江戸」はラッシュ時は30分ごと、昼間は1時間ごとに運行中だが、完全に昼間の運行を止めるのかどうか。
池袋線の「ラビュー」も昼間の需要は弱いですが、それでも「小江戸」よりは乗っているイメージ。
ただ所沢から先の入間市・飯能・西武秩父の乗降人員は、新宿線の新所沢・狭山市・本川越よりも断然多く、西武秩父に関しては1日6,563人と10,000人にも満たない訳で、需要が弱いとは一概には言えない気もするんですがね。
西武新宿がとにかくネックになると言うのは分かりますが、そもそも池袋よりも新宿の方が全体的な街の往来は多い訳ですし、観光需要として考えても、飯能+秩父より川越の方が強いのに、「小江戸」だけは不人気…と言うのも、ちょっと謎ですが。
さらにその次のテコ入れも期待したいが…
ようやく動き出した新宿線の「小江戸」の差し替え。
ただ結局、ライナー化なんだろうなぁ…と。
ちょっと装備的にはプラスにはしていますが、そこはライナー化を感じさせたくないと言う表れなのでしょうかね。
「小江戸」のテコ入れは急務だった訳で、今後の発表には期待したところ。
あと「西武鉄道」で残るのは、S-TRAINのテコ入れだと思うのですが、こちらは何か動きを見せてくるのかな?
平日は通勤ライナーなので、まぁ、それなりに需要はありますが、土休日のテコ入れは急務だと思うのですがね。
そもそも西武沿線~東急沿線って、そこまで旅客需要が高いとも言えないと思うのですが、発着時刻も微妙に使いにくく、そして割高。
シートは仕方がないとしても乗り入れ合算で運賃も高値圏なのに、座席指定料金が高いと言うのは、致命的じゃないかなぁ…と。






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