長く1つの街にいると言うコト。

ラパス滞在で、何をしていた!?

今回も、ラパス滞在がすっかり長くなってしまった。

3回目の南米で、3回目のラパス。

海外で同じ場所に訪れると言うコトが、そんなに無いので、そもそも3回も訪れると言うコト自体が、珍しいんだけれども(南米以外だとタイのバンコクぐらい)、それなのに、何故か、長居。

ってか、何回も来ているんだから、サクッと抜ければイイモノを…

ラパスで一体、何を??してたんだろう…なんて、つい思う。

 

いや、きっと何もしてなかったに違いない。

実のあるコトはホントに何もしていない。

ワイナポトシも登っていない。
デスロードも今回は行っていない。
スパイダーマンみたいにビルを駆け下りるツアーにも行っていない。

ちょっと贅沢に美味しいご飯を食べて、カフェでまったりして…

いやいや、ラパスじゃなくても出来るし、それって感じなんだけれども、そこまでダラダラとしていた気持ちもないんだけれど。

ただ、まったり(´ー`)としていただけで。

 

がつがつと移動する訳でもなく、1つの街にじっくりと…
それが、今のボクの旅のスタイルになりつつある気がする。

いや、動く時は動いているから、メリハリを付けてと言う感じだけれども。

 

1日、1日と滞在している間に、1人、また1人と、顔見知りが増えて行く。

お店の人に街中でばったり会っても、挨拶→軽い立ち話をする様になってくる。
タバコを買いに行っても、いつも買っている銘柄が、いつも買っている個数で出て来る(駅の売店か!?と言いたくなる感じだけれども)。
街を歩いていると、前に訪れたお店のWiFiを勝手に拾う様になる(笑)。

特に長居をしたからと言って、メリットがある訳じゃない。

何か観光をする訳でもナイ。いや、そもそもラパスにはそこまでの観光スポットもナイと思うし。
他人から見れば、ダラダラと1日1日を過ごしているだけの様にも見えるんだと思う。
実際、決して、テキパキと毎日を過ごしている訳でもないし。

でも、ラパスから出る踏ん切りがなかなか付けられなかった。

だけれども、幾ら、長く滞在しても、旅人は旅人でしかない。

いつかは街を離れる日が来る。
出会った時が、別れのカウントダウンの始まり。

それが旅人の宿命だから。

もうちょっといたい…

もうちょっと…

の繰り返し。

でも、それを繰り返せば繰り返すだけ、別れが重たくなる。

色んな街を旅して来たけれども、やっぱり別れの時間に慣れるコトはない。
でも、いよいよ明日が、実質的に、この街の最終日。

色々と出会えた人に挨拶しに行かないとなぁ。

そして、どうやって最後の1日を過ごそうか…

【今日の気分】

Los Kjarkas “Llorando se fue”

結成40年以上を過ぎても、メンバーを変えて、今なお、第一線で活躍しているボリビアを代表するフォルクローレグループ。実は、現在は日本人メンバーもいるグループなのですが、“ランバダ”の原曲を歌っているのは、彼ら。フランスのKaomaのバージョンが良く知られているけれども、この原曲は、ちょっと哀愁漂っていて、それでいて、身体を動かしやすいリズムで、個人的には、コチラの方が好きだったりします。ボリビアに入ると、つい口ずさみたくなる1曲。

Llorando Se Fue (Lambada)

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