このツアーも3泊目。全て野宿同然だし、この場所での野宿も2回目なので、全員慣れたモノ。
全員がちゃんと車の陰に陣取って、風を避けていました(笑)。
最終日になる4日目。
朝食を食べて、早速、最後のメインになるダロール火山へ。
1時間弱で到着したけれども、この辺りはエリトリアとのボーダーに近く、数年前には欧米人観光客が武装集団に襲われたエリア。元々、ソルジャーがカラシニコフを持って、ツアーの警護に当たってくれていたけれども、この日は特に念入りな感じ。
ダロール山。
“山”と言っても、そんなに高い山ではなく、20~30分もあれば登れてしまう高さの山。
そして、“山”と言っても、別に緑がある山ではなく、ホントに岩場の山。
岩場と言っても、途中から岩の形が変わって行く。
岩が割れて行って、机になった様な岩もあったり。
さらに登って行くと、そこには見たコトもない様な彩りの世界が待っていた。
黄色?
茶色?
緑?
そもそも地球?
まさにそんな世界。
硫黄の匂いが広がる中に、見たコトのない様な色の世界。
グッと大地に寄ってみる。
グツグツと音立てている。
所々で、空気を吐き出している。
そこに何処から湧き出たか分からない水が混じり込む。
さらにグッと寄ってみたら、何だか卵みたい。
卵の白身みたいな、そんな感じ。
と思ったら、白身だけじゃなくて、黄身もあるね。
ちょっと固めだけれど。
火星だとか表現する人もいる。
確かに分かる。
火星に行ったコトはないけれど。
ドラゴンボールのナメック星と表現する人もいる。
分かる、分かる。
当たり前だけれど、ナメック星に行ったコトはないけれども。
何なんだろう、この色合い。
何なんだろう、この光景。
硫黄。
カリウム。
色々なモノが混ざった結果の光景。
この場所にしかナイ光景だし、この瞬間にしか見れない光景。
また明日、ここに来たら、全然、違う光景になると言うのも、分からなくもない。
コトバに出来ない光景。
コトバに出来ないから、ブログも写真多くなってしまう、そんな程。
でも、このツアー、その連発。
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