三井住友カード、乗車によるVポイント付与、定期券実装へ!

乗車によるVポイント付与、定期券を実装へ!

「三井住友カード」が、2026年3月9日に開催した「stera transit シンポジウム2026」において、クレジットカードによるタッチ決済乗車の取り組みについて紹介すると共に、今後の展開を発表しています。

まず前提として、クレジットカードによるタッチ決済乗車。
このほとんどに「三井住友カード」が手掛ける「stera transit」が採用されており、2025年度は45都道府県の232事業者でクレジットカードによる乗車が可能になる。

クレジットカードの「タッチ決済」も、かなり普及しており、「三井住友カード」に限定すれば、70%強、対面取引でのVisaのタッチ決済比率は60%と、「タッチ決済」が当たり前になったコトから、クレジットカードによる交通系の乗車については、「クレカ乗車」として、今後、アピールして行くことに。

今後のアップデートとしては、こんな感じの展開が示されました。

  • 2026年夏以降
    • 乗車によるVポイント付与サービスを開始
    • 事前登録型サービスの提供を開始
  • 2027年春ごろ
    • クレカ乗車での上限制サービスの開始
  • 2027年秋ごろ
    • クレカ乗車での金額式・区間式の定期券サービスの導入を開始

かなり盛りだくさんな内容が、ドドーンと来て、一気に交通機関の乗車では、主役に躍り出る勢いでは…?とすら。

注目はやはり乗車でVポイント付与

まず大きいのは、乗車に応じたVポイントの付与。
カード決済によるポイントの他に、さらに乗車に応じてVポイントを付与するという試みで、2026年度には10社以上に拡大したいとのこと。

JR各社、大手私鉄なども交通系ICカードを元にした乗車ポイント制度を行なっている事業体が多いが、見事にこれとバッティングする形。

ただクレカ乗車に対応していても、実際に乗車ポイントとなると、採用をするかどうかは事業者側に権限があるようなので、既にグループでのポイントサービスを充実させている事業者からすると、あまり参加は見込めないのでは…?と言う気もする。

ただクレカ乗車で、共通ポイントが貯まると言うのは、かなり衝撃的。

さらに定期券の実装。

まずは上限制のサービスからスタートさせ、2027年秋ごろには一般的な定期券のスタイルである区間式を展開すると言う。

これが実装されるようになると、もうそもそも交通系ICカードが不要になってくる。

もちろん、改札の速度などではまだまだ交通系ICカードが優位だが、そもそも改札機の保守・メンテンナンスを考えると、クレカ乗車への一本化も考えられなくはない。

さらに事前登録型サービスとして、平日オフピーク割引や、各種商業施設などと連携した動きを可能にさせるほか、マイナンバーカードとの提携を始め、自動的に敬老割引サービスが適用されるようにするなどの展開をスタート(マイナンバーカード連携は、2026年4月より神戸のみなと観光バスにて開始予定)。

ここまで揃って来ると、今のところクレカ乗車が実装される気配のないJR東日本がどう出てくるか…と言う感じにもなりそう。

もはやPiTaPaでは…?

交通系ICカード陣営は、これに対して、どう出るのか。
よりサービスが磨かれて行くのであればアリだが、もうその余地はそんなにない。

さらに事業者がいろいろと多岐に分かれているのも、デメリット。

ひとまず注目したいのは、PiTaPa陣営。

正直、今回の「三井住友カード」によるクレカ乗車のアップデート。
既にPiTaPaで充分なんですよね、とは思う。

ただ正直、PiTaPaは既に加入者数が伸び悩んでいるし、今後も爆発的に増えることはなさそう。

スルッKANSAIだとまだまとまっていたが、PiTaPaに移行してからは、各社での囲い込みになってしまって、スケールダウンも否めない訳ですし、各社の温度差もある。

そうした中で、どう出るか。

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