旅の最終日と言うのは、どうしても、センチメンタルな気持ちになる。
それは昔から変わらなくて、もっとあっけらかんとした気持ちで空港に向かいたいモノなのだけれども。
3年ぶりの海外旅行になった今回のエチオピア旅行。
3年ぶりの“海外旅行の最終日”になったけれども、やっぱり、昔と変わらなくて、結局、センチメンタルな気持ちに包まれた自分がいました。
エチオピア、最終日
路線バスで空港に行けるのも分かっていたけれども、タクシーをホテルの前から拾って、空港へ。
3年ぶりの海外旅行。
どう言う気持ちになるのかなぁ…なんて、思っていたけれども、いざ行ってみたら、3年の時間と言うのは、全く気にならなくて、1年に1,2回、海外旅行に出ていた頃と、全く同じような感覚にすぐになった。
逆に、“あ、これこれ、この感じ”と言う気にすらなったのは、きっと、このエチオピアと言う国が良かったんだと思う。
雑然としていて、しっかりと固有の文化が残っていて(いや、残り過ぎていて)、見所もしっかりとあって。
2週間と言う時間はあっという間だったけれども、逆に言えば、2週間くらいの休みが取れれば、こうして自分が求める様なスタイルの旅が出来ると言うのが分かったと言うのも、大きな収穫だったように思う。
車は、少しずつアディスアベバの町の中心部を離れて行く。
少しずつ高い建物が減って、お店が減って行って、マンションとか民家が増えて来る。
旅の最終日と言うのは、どうしても感傷的。
これでまた日本に戻るのか…なんて、つい思ってしまう。
まぁ、日本に戻ったら、頑張れるかな…なんてコトも、併せて思う訳だけれども。
1ヶ月とか、半年とか、それ位の期間じゃないから、日本が懐かしいとも思わないし、日本食が恋しいとかも思わなくて、案外、2週間と言う期間は、ちょうどいいのかも知れない。
空港について、タクシーにお金を払う。
少し時間があった。
まだ搭乗手続きすら始まっていない。
国内線ターミナルの前の商店で一服。
このお店はちょうど到着した日に来たお店。
Nyalla(煙草)を買ったお店で、最後のコーヒーと一服。
手続きをして、ボーディングパスを貰って、出国手続きへ。
空いている空港は、ホントにあっという間にコトが流れて行く。
それにしても…
免税店の過疎っぷりが凄い。
何故か中国の煙草のオンパレード。
確かに中国の援助もいっぱい入っているし、中国の人の姿も多いけれど、ここまで中国推しされると、ちょっと引く。
折角、独自の文化や製品を持っている国なのに、もったいないと言う気すらしてしまう。
ま、中国人のパワーと言うのは、ホントに凄いから、そこに頼らざるを得ないと言うのが実情なのだろう。
この新しい空港のターミナルだって、中国の援助がドエライ入って、ようやく成り立って出来た建物だし。
やがて搭乗。
往路と同様に、帰りもドバイ経由。
帰りは砂嵐に巻き込まれなければいいけれど…
バイバイ、エチオピア。
またね。
次は、来た時は、南の方も行くからね。
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