10月からたばこの免税範囲が無条件に2カートンに!

増税前に、大人買いした「たばこ」

そう言えば、2018年10月1日から「たばこ」が値上げしました。

吸わない人には全く関係のナイお話ですけれども、喫煙者的には、“またか…”と言う感じがしなくもない。

「税金は取りやすい所から取って行く」。

それが鉄則で、出国税なんてその最たるモノでしょうね。
とりあえず、出国税なんて、普段の生活には関係がなく、しかも高額と感じられる様な金額での納税でもナイ訳で、議論が深まらなくても、国会審議で可決してしまう訳です(詳細は、「出国税」は2019年1月から、1人1,000円徴収!から)

とりあえず、10カートンばかり大人買いしました。

100箱あると言うコトになるので、1日1箱計算でも年内は買わなくて済むと言う話になります。

420円の「たばこ」が、460円に。
1箱40円の値上げ。
10箱入りの1カートンで400円分の値上げ。

それが10カートンなので、4,000円分を節約したと言うお話になるのですが、そもそも増税された額は、紙巻きたばこで、1本あたり12.244円が13.244円になった訳で、1円/1本の増税と言うコトで、20本入りの箱入りの場合の増税額は、1箱20円。

本来ならば、20円の値上げで済むところを、40円の値上げになったのは、コスト上昇分も合わせたと言うコトですが、逆にコストを抑える努力って、「たばこ」の場合、どうやって行われているのでしょうね。

結局の所、「たばこ」って寡占産業ですから、ちょっと解せない部分があったりします。

今もVAPEを併用していますが、ボクの場合、海外から輸入しているので、安上がりになっている(+ニコチンが入れられる)ので、これからはVAPEに傾倒して行きそうな、そんな予感がヒシヒシ。

たばこの免税数量が変わる!

さて、この増税+値上げと共に、実は地味に「たばこ」の免税数量も変更になっています(寧ろ、今日の記事の本題です)。

喫煙者の皆さん、要チェックですよ~。

免税数量が変わるのは、時限的なお話で、2018年10月1日~2021年9月30日までの期間中の話。

9月末の時点で、日本国内への「たばこ」の持ち込みは、日本居住者の場合、

・紙巻きたばこ…外国製200本・日本製200本
・葉巻たばこ…外国製50本・日本製50本
・パイプたばこ/加熱式たばこなどのその他のたばこ…外国製250g・日本製250g

これが免税内の数量になっています。
日本居住者でない場合は、それぞれ2倍の持ち込みが免税範囲として認められています。

ってか、どうして海外居住者が2倍の持ち込みが出来たのでしょうね。
それこそ日本でしっかりとモノを買って頂いて、税金収納向上に努めて欲しいモノなのですけれど。

10月から2カートンが無条件で免税範囲に!

さて、そんな「たばこ」の免税範囲ですが、2018年10月1日以降は、今まで存在していた外国製・日本製・日本居住者・日本非居住者の区別が撤廃されます。

そして、以下の数量が免税範囲に。

・紙巻きたばこ…400本
・加熱式たばこ…包装20個
・葉巻たばこ…100本
・その他のたばこ…500g

多くの人は葉巻たばこを吸っていると思うのですが、今までは日本製1カートン・外国製1カートンまでが免税だった訳ですが、海外の免税店で、日本製のたばこを探す方が、案外、難しかったり。

少なくとも、ボクが普段から吸っている「たばこ」はJT製品じゃないので、まず海外では日本製では売ってませんから、必然的に1カートンしか買えないと言うのが現実でした(日本製で売っている可能性が高いのって、アジアの限られた地域にある空港のメビウスぐらいじゃないのかな?)。

それが、今回の改正で、日本製でも外国製でも2カートンを持って帰るコトが出来る様になった訳です。

また加熱式たばこが、「その他のたばこ」とは別枠に。

“包装”と言う単位が分かりにくいですが、小売り用に個包装された箱・パッケージと言う意味だそうです。

具体的な免税範囲としては、税関のWEBに数量例が掲載されていましたが、それによると以下の通りとのコト。

・アイコス(IQOS)…400本
・グロー(glo)…400本
・プルームテック(Ploom TECH)…100個

ボクも吸っているVAPEは、表記がないのですが、液体なので箱換算しにくいので、恐らくはグラム表示の「その他のたばこ」扱いなのでしょうね。

そして、時限措置と書きましたが、2021年10月1日には、また変更加えられ、

・紙巻きたばこ…200本
・葉巻たばこ…50本
・加熱式たばこ…10箱
・その他のたばこ…250g

になるんだとか。

分かりやすい様に、ひとまず表にしてみました。

品目2018年9月末まで2018年10月1日~2021年10月1日~
日本居住者日本非居住者
紙巻きたばこ日本製200本
外国製200本
日本製400本
外国製400本
400本200本
加熱式たばこ区分なし包装等20箱包装等10箱
葉巻たばこ日本製50本
外国製50本
日本製100本
外国製100本
100本50本
その他のたばこ日本製250g
外国製250g
日本製500g
外国製500g
500g250g

そう言えば、海外の空港の免税店で感じていたのは、免税範囲が1カートンって、実は少数なんじゃない?みたいな部分。

だって、1カートンだけしか買わない人って、あまり見ないですもの。
いや、そもそも2カートン売りだったり、400本入りのパックとかも見ますからね。

これでようやく2カートン、買うコトが出来ます、免税範囲で。

まぁ、免税店で買われると、その分、日本国内での購入が減る訳ですから、セーブしたくなるのは、分かりますけれどもね。

ただ、この拡大措置がどうして時限的なのでしょうね。

そして、この禁煙・嫌煙・健康志向の現在に、そうした潮流と完全に逆行する感じでもあるし。

まぁ、喫煙者としては時限的な措置だとしても、嬉しい限りですけれどもね。

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