埼玉県の県民割、“とくとく埼玉”スタート!注意点も多数…?

クーポン利用期間が長いとくとく埼玉!

コロナ禍で経営が困難になってる観光産業を応援する「Go To トラベル」。

国が行っている事業の他に、各地方自治体が独自に行っている事業もあり、早くは夏の北海道から、東京都民割など、ホント、全国各地で行われている訳ですが、埼玉県も遅れながらようやく独自の事業がスタートしました。

こうした地方自治体の事業は、「その地方自治体在住民のみが対象」「近隣の都道府県在住の人まで対象」「全国の人が対象」の3タイプに分かれていますが、埼玉県の場合は、1番、対象が少なくなる「その地方自治体在住民のみが対象」と言うタイプ。

なので、埼玉県の人しか対象にはならないんですけれどもね。

詳細は、こんな感じ。

とくとく埼玉、観光応援キャンペーン

宿泊期間|2020年11月7日~2021年3月1日チェックアウト分まで
内容|県内で宿泊すると3,000円分のクーポン券をプレゼント
クーポン使用期間|2020年11月7日~2021年3月15日まで

比較的、設定期間が長めですかね(但し、規定枚数到達次第、終了になりますが…)。

「Go To キャンペーン」の地域共通クーポンと違って、クーポンの使用期間が来年の3月15日までと長いのも嬉しい限りですね。

主だった注意点としては、以下の通りかと。

【注意点】

・規定枚数に達した場合、終了
・対象になるのは、Go To トラベル事業を活用して県内に宿泊した県民のみ
・クーポンは同一旅行期間中に、同一の宿泊施設に連泊した場合は、1人3,000円のみ
→但し、宿泊場所を変えれば、2泊でも2回分の対象となる
・クーポンは1,000円券×3枚で1セット
・釣銭は出ず、公共料金やタバコの支払いはNG(アルコールは可能)
・商品券などの購入も不可

特記事項としてはこんな感じですが、そもそもいつぐらいに終了になるのか、予想が付かないコトが最大なのでは…と言う気がしてなりません。

一応、先着10万人なのですが、県内に宿泊する県民と言うのが、はたしてどれぐらいいるのか、もう予想もできない…

そこまで超著名な観光スポットがある訳でもないですしね(地味だけれど、良い場所は多いのですが)。

あと1泊1名3,000円のクーポンですが、連泊しても同じ宿泊施設ならば3,000円と言うのも注意点です。

ホテルA1泊→ホテルB1泊→ホテルA1泊なら、3泊分が貰えるんだと思いますが、そもそもそう言う利用をする人も多くはないでしょうしね、県内なら。

情報が遅いのは、だって埼玉だから。

それにしても…

情報が遅い。

11月10日時点でクーポン配布宿泊施設は合計で62件になりましたが、11月6日のキャンペーン前日だと、ほとんどアップされておらず、さらに利用可能施設もようやく158件にまで増えて来ましたが、キャンペーン前日だとホントにごくごく僅か。

長瀞に行かないと使えないんじゃ…レベル。

これでは利用したくても、どこでクーポンを貰えるのかも分からないし、どこで使えるのかも分からないと言う神レベルのキャンペーンになっていました。

ってか、埼玉県、やる気ある?的な感じ。

そもそも他の地方自治体で、既に行われている事例が幾つもある訳で、埼玉県はどちらかと言えば、完全に後発組なのに、このレベルって…と。

やっぱり人気の観光地がないと、このレベルになっちゃうのかな…とすら。

コロナ禍の中で、地元観光が叫ばれる中、この機会だからこそ、普段、そこまでメジャーじゃない埼玉の観光産業を盛り上げていけば良いのに、ちょっと残念だし、内容を見る限り、“他もやっているから、とりあえず、やってみた”みたいなお役所感覚すら感じてしまう自分がいます(そもそも全然、準備が追い付いていないのに、とりあえず、県民の日までには開始しておきたかったのかな?)。

利用可能店舗を把握してから!

一般的に利用できそうなお店がまだまだ少なく、ここに来て、ようやく「セイジョー」「ココカラファイン」などのチェーン展開しているドラッグストアの名前が挙がるようになって来ましたが、基本的に、チェーン店は今のところ、これぐらいですかね(下部に追記アリ)。

これからもまだ増えて行くのかどうか。

その辺りも分からないところですが、そもそも“県内で宿泊して、飲食店・土産店などで使用できるクーポン”をゲットできると言うのが、趣旨であると言うのを考えると、望みは薄いのかな…と言う気がしなくもない。

ただ利用可能なお店がやっぱり少ないし、地域的な偏りも大きいのは、気になる所。

11月10日時点で利用可能なお店としてリストアップされている158件の中で20件以上は「メッツァ」内の施設だったりしますしね…

件数の中には、ホテル(ホテル内の飲食店などを指すモノだと思われる)も含まれているので、実質的にはどれぐらいの場所で利用可能なんだろう…とすら思えるレベル。

長瀞は比較的、利用できるお店が出ていますが、秩父の市街地の方は、さっぱりだし、それ以外の地域は、皆無に近い感じも。

 

なので、おススメは長瀞か飯能(それもメッツァ・ムーミンバレーに行く限定)でしょうか。

飯能なら、ムーミンバレーパーク隣の無料ゾーンであるメッツァで利用できますからね。

まぁ、ともあれ3,000円のクーポンと言うのは大きいところ。

埼玉のこの仕組みならば、地元への消費還元にもなりますしね。

使える場所をしっかりと確認して、使う時のイメージを描いてから、利用したいモノです。

追記|使えるお店が増えて来た!

じわりじわりとクーポンが利用できるお店が増えて来ています。

具体的に見てみると、

・まるひろ百貨店(アトレまるひろを含む)
・ウェルシア
・ニューデイズ
・セブンイレブン(一部の店舗)
・ステーキのどん
・コジマ×ビックカメラ

チェーン店で見ると、こんな感じですが、個人店も増えて来たかなぁ…と言う感じですね。

特に生鮮食料を扱っているまるひろが参画したのは、個人的には有り難いですが、そもそも「とくとく埼玉」のクーポン券は、有効期限が長いのが特徴で、旅行最終日に使い切る必要がある「Go To トラベル」の地域クーポンとはまた違った使い方ができるのは、魅力ですよね。

感染状況が拡大している中ですし、まだまだ予断は許さないところですが、埼玉の観光地に訪れる際には、折角なので、泊まってみて、「とくとく埼玉」のクーポンをゲットするのも、アリですよ~♪

2020/12/10追記

 

 

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