国内線変更・キャンセル手数料無料に!
JALグループ(JTA/JAC/RAC)とANAは、猛威を振るう新型コロナウイルスに関連して、政府が発表した感染症対策の基本方針を受けて、国内線ならびに国際線の航空券を無料でキャンセル・変更する特別対応を開始しています。
JAL・ANAともにキャンセルする場合には、本来、取り消し手数料が必要な航空券であっても、未搭乗分の航空券の全額が払い戻し出来、変更も無料で対応しています。
まず国内線から見てみると、JALの場合、変更については、出発予定便の搭乗日から30日以内の空席がある便への変更が可能になっています。
対応は、基本的にJALのホームページ上での手続きが可能。
キャンセルについては、搭乗予定日から40日以内に払い戻し手続きが必要(予約変更不可の航空券の場合)。
ANAの場合は、変更については、出発予定便の搭乗日から30日以内の空席がある便への変更が可能なのは、JALと同様で、こちらもANAのホームページ上での手続きが可能。
キャンセルについては、ANAのホームページなどから購入し、搭乗予定日から10日以内に払い戻す場合は、ANAのホームページ上での手続きが可能です。
共にこの国内線についての特別対応は、2020年3月19日搭乗分までが対象になっていて、運航の可否に関わらず適用されます。
ただ旅行会社での購入の場合は、原則的に、旅行会社を通した対応になるのは、要注意でしょうか。
往復の航空券の場合は、片道が対象期間内の場合は、往復共に無料での変更・キャンセルが可能です(同一予約の場合)。
国際線も手数料無料化!
さらに国際線に関しても、JAL・ANA共に2020年3月19日までの搭乗分が対象になっています(両社共に2020年2月28日までに購入した航空券が対象)。
JALの場合は、JALから直接航空券を購入している場合は、出発前日の23:59までホームページにて無料で払戻が可能。
搭乗予定日以後の場合は、旅行開始前であれば、発行日から1年+30日以内、旅行開始後であれば、旅行開始日から1年+30日以内に連絡すれば、払い戻しが可能。
変更の場合は、2020年4月20日までの期間内に1回のみ、搭乗日の変更が可能で、こちらは問い合わせ窓口対応。
ANAの場合は、ANAから直接航空券を購入している場合は、2020年3月4日以降であればホームページにて無料で払戻が可能になる(それまでは専用フォームからの申請対応)。
払戻についてはJAL同様に旅行開始前であれば、発行日から1年+30日以内、旅行開始後であれば、旅行開始日から1年+30日以内に連絡すれば、払い戻しが可能。
変更の場合は、2020年4月20日(中国路線に関しては6月30日)までの期間内に1回のみ、搭乗日の変更が可能で、こちらはANA予約・案内センターでの対応になる。
どこまで影響が出るのか…
これで国内・国際線共にJAL・ANA共に特別対応がなされると言うコトになりますが、ひとまず2020年3月19日搭乗分までの対応になっています。
問題は、新型コロナウイルスの感染がこれ以上、拡大した場合。
さらに特別対応が延長されるのかどうか。
そうなった場合、JALもANAも経営的に大きな痛手になるのは間違いない話。
さらに羽田の国際線枠拡大で新たに飛ばす国際線にも影響が出て来るかどうか。
既に3月に予定されていたイスラエルのエルアル航空の成田線は就航が延期になるコトがアナウンスされていますし、海外の航空会社も続々と減便や運休をしている状態ですから、「羽田」「新規就航」であっても聖域はなさそうな感じがしますし。
そうならないコトを祈るしかないですし、各自で予防に努めるしかない訳ですが…
なお、変更などの関しては必ず最新の情報をオフィシャルから各自でご悪人をお願いします。
・JAL
・ANA(国内線・国際線)
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