JAL×大韓航空、戦略的パートナーシップに署名!

アシアナ航空運航路線にも、提携を広げると言う内容

「JAL」と「大韓航空」が、戦略的パートナーシップに関する覚書に署名したことが、発表に。

ワンワールドに加盟している「JAL」。
スカイチームに加盟している「大韓航空」。

それぞれアライアンスは異なるものの、長年、提携関係にある両社。
何を今さら…?と言う感じもある。
背景としては、「大韓航空」とアシアナ航空の正式な統合が控えていると言うことで、さらに提携を加速させたいと言うこと。

  • コードシェアを、アシアナ航空運航便まで拡大
  • マイレージ提携を、アシアナ航空運航便まで拡大
  • 従来の航空ビジネスの枠を超えた大規模な協業を推進

と言う感じで、とりあえず現時点での具体的な内容は、アシアナ航空分までコードシェア・マイレージを拡大させると言うものなだけ。

ただ全体像としては、グランドハンドリング・ラウンジ・貨物と言った部分から、LCC提携・カード提携と行ったところまで描かれているのが気になるところ。

航空分野を越えた「大規模な」協業と、わざわざ銘打っているので、今後、何かしらの動きが出てくるのかな…?とは。

その他に提携が進む分野があるのか?

気になるところとしては、まずLCCの提携。

「大韓航空」傘下のLCCはジンエアー。
ここにアシアナ傘下のLCC2社が統合して、新生ジンエアーは、韓国LCCでもトップシェアになることが、既に確定的。
それに対して、「JAL」傘下のLCCは、まだまだ規模的には大きくはないし、日韓路線の運航も、限定的なだけに、何をどう提携するのか?と言う感じはする。

そしてカード提携と言うのも謳われていますが、どういうこと?と言う感じも。
JALカード会員が、「大韓航空」運航便に搭乗した場合、何かプラスの特典が付くと言う可能性があると言うことなのか…

グラハンについても、「大韓航空」は自社で賄う方向に動きがちだし、一体、どこまで提携できるのかは、ちょっと未知数。

現状の発表内容だと、提携先のアシアナ航空を失うANAに、付け入る隙を与えないと言うだけな感じ。

「JAL」としては、規模が一回り違くなる「大韓航空」の路線網を活用できるメリットがありそうだが、現状でも提携はちょっと限定的な感じもするので、はたしてどこまで…?と言う気はしてしまいます。

そもそも地方路線などで提携を強めると、羽田経由で海外…と言う流れが止まってしまう訳だし、「JAL」としてメリットが大きいか?と言われると疑問符。
「大韓航空」としても、「JAL」の今の規模感からすると、そこまでメリットを感じていないのでは?と言う気がしてしまうのだが…

韓国航空業界は、大韓航空一強時代に-

ただ「大韓航空」とアシアナ航空の統合で、韓国の航空業界は、大きな変革が来たのは間違いない。
フルサービスキャリアだけでなく、LCCを含めて、「大韓航空」一強の時代に。

今までは二強とまでは行かなくても、対抗馬があったが、フルサービスキャリアで言えば、対抗馬はゼロになる。
LCCは「大韓航空」としては課題ではあったが、これでシェアトップに躍り出る。

しかも対抗馬のチェジュ航空・ティーウェイ(トリニティ航空)は、赤字に苦しんでいる最中。

LCCではないが、エア・プレミアが一番、経営状況的にはマシな感じはするが、まだまだ規模は小さいので対抗馬にすらならない。

「大韓航空」一強の時代になる。

「JAL」は、長年、提携関係にある訳だけれども、どこまでそれを広げられるのか。
そして運航便数・就航都市数でも大きな差が出ている中で、どこまで意味のある提携になるのだろうか…

続報を待ちたいところですかね。

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