カタール航空は完全に運航再開へ
中東情勢の悪化により運航を見合わせている「JAL」の羽田~ドーハ線。
2024年3月に日系としては唯一の中東自社運航便として開設。
ただイラン・イスラエル情勢の悪化で、2026年2月から運航見合わせが続いており、今もまだ再開の音沙汰がなく、ドーハ行は7月31日まで、羽田行は8月1日までの欠航を決定している状態。
既にコードシェア相手のカタール航空による東京線は、羽田線は、2026年7月15日に運航再開後、8月1日から1日1往復のデイリー運航を再開。
成田線については、6月17日から1日2往復での運航。
関西線についても、6月16日から運航を再開している。
「JAL」としても、中東だけでなく、その先のヨーロッパへの窓口になる訳だし、中東・アフリカは今後も成長市場だとして、ドーハ線は意味を持つ路線と言う位置付け。
ただ…
運航再開のアナウンスが遠い。
元々、日本発の需要とカタール以遠の需要があって成り立つ路線で、まだまだ需要が戻る見通しが不確定と言う感じなのでしょう。
「カタール航空」やエミレーツ・エティハド航空としては、需要よりも先に路線を再開させることで、需要を作り出そうと言う感じなのでしょうが。
ルフトハンザも夏スケジュールはほぼ壊滅
既に「JAL」は、機材・人員を他路線に振り向けていて、すぐに再開できないと言う状態でもあるが、まずはこの夏スケジュール中は欠航になるのでしょう。
となると、10月25日から始まる冬スケジュールで再開になるのかどうか。
ドイツのルフトハンザグループも、2026年10月24日までテルアビブ以外の中東発着路線を欠航している。
具体的には、
- アブダビ・アンマン・ベイルート・ダンマーム・リヤド・エルビル・マスカット・テヘラン
- 2026年10月24日まで運休:ルフトハンザドイツ航空・オーストリア航空・ブリュッセル航空・スイス国際航空・ユーロウィングス
- テルアビブ
- 2026年6月16日から1日1往復:オーストリア航空(ウィーン)
- 2026年7月1日から1日2往復:ルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)
- 2026年7月10日から運航再開:ユーロウィングス(ハンブルク)
- 2026年7月18日から運航再開:ユーロウィングス(デュッセルドルフ)
- 2026年8月1日から運航再開:スイス国際航空(チューリッヒ)
- 2026年10月24日まで運休:ブリュッセル航空
- ドバイ
- 2026年9月13日まで運休:ルフトハンザドイツ航空・スイス国際航空
- 2026年10月24日まで運休:ユーロウィングス
こんな感じになっている。
ドバイだけはまだこの夏スケジュールでの運航再開の可能性があるが、ようやくテルアビブが再開と言うことで、需要と国際情勢をギリギリまで見極めていると言うのが、今の状態なのでしょう。
ルフトハンザグループですら、こんな感じなのだから、より保守的に見積もり需要が弱含みの「JAL」が、それより早く再開することはないよなぁ…と。
それならば、他路線に機材を投入した方がメリット高いですから。
自社運航便として重要な路線なのは変わらない
元々、「カタール航空」によるコードシェアでの買い上げが意味を成している路線なだけに、「JAL」単独ではなかなか運航再開を決められないのかも知れないけれど、冬スケジュールぐらいからは動き出さないと、そろそろ忘れ去られる路線になりそうな気もする。
規模が弱いワンワールド網を活かそうとするのであれば、やはりこのドーハ線は必須だし、「カタール航空」運航便に全てを委ねるのではなく、自社運航便もしっかりと運航して行くと言うのは、大切だとも。
しかも日系だと他に中東路線がないので、非常に大きな意味もある路線ですし。
焦る必要もない。
だけれど、1日1往復でなくても良いので、冬スケジュールぐらいから動きがあって欲しいとも。
でも実際のところ、どれぐらいの搭乗率で、どのぐらい採算が取れているのでしょうね。







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