国内線では唯一、サーチャージを設定しているFDA
日本国内線としては、現状、唯一、燃油サーチャージを設定している「フジドリームエアラインズ」が、2026年7月1日以降の発券分の燃油サーチャージ額を発表しました。
| カテゴリー | 路線 | 改定後 | 参考値 | 改定前 |
| A | 小牧~山形・新潟・出雲・高知 中部~高知・福岡 松本~神戸 新千歳~山形 | 2,000円 | 2,500円 | 3,300円 |
| B | 小牧~青森・花巻・熊本 中部~熊本 静岡~福岡・鹿児島 松本~新千歳・丘珠・福岡 神戸~青森・花巻 新千歳~新潟 | 3,100円 | 3,900円 | 5,100円 |
| C | 小牧~丘珠 静岡~新千歳・丘珠 福岡~仙台・新潟 | 3,400円 | 4,400円 | 5,800円 |
| D | 福岡~新千歳・花巻 | 4,500円 | 5,800円 | 7,600円 |
6月発券分だと、4月の市況・為替レートからの計算で、シンガポールケロシン市況価格平均が1バレルあたり200.44米ドル、為替レートが1米ドルあたり159.28円で、そこに政府による緊急激変緩和措置の補助が入っていた形。
今回の7月発券分は、5月の市況・為替レートからの計算になり、シンガポールケロシン市況価格平均が1バレルあたり152.05米ドル、為替レートが1米ドルあたり158.34円。
この数値で計算したのが、上記の票の参考額で、そこに政府による緊急激変緩和措置の補助が入り、上記の改定額に。
カテゴリーAで、1,300円。
カテゴリーBで、2,000円。
カテゴリーCで、2,400円。
カテゴリーDで、3,100円、それぞれ下落すると言う結果になり、ひとまず大きく下がる形になります。
最大で片道3,100円の下落
中東情勢の緊迫化に伴い、燃油市況が急激に上昇。
既存の適用条件表の設定額を6月改定分で上回り、新たに適用テーブルを新設すると共に、路線カテゴリーも3つから4つに再編するなど、対応に追われた形になりましたが、ひとまず下落。
ただ燃油サーチャージは、片道ごとの適用。
つまり最長距離に当たるカテゴリーDの路線を往復で利用すると、9,000円が別途、必要になると言うことで、まだまだ安くはない。
値下がりしたのは有難いけれども、決して、喜べる水準でもない。
ただひとまず峠は越したのかな…と思いたくなる数値。
でも政府による補助が入っていなければ、カテゴリーDの路線を往復すると、11,600円と5桁になる段階。
やっぱり厳しいですよね…
まだ1人旅ならば許容範囲かも知れませんが、2人、家族連れ…となると、国内旅行の移動の燃油サーチャージだけでかなりの金額。
で、恐ろしいのは、現状は国内線の燃油サーチャージは「フジドリームエアラインズ」だけが導入している訳ですが、来年度には、JALもANAも導入しそうな雲行き。
民間企業で許容できる水準ではないと言うのは、確かなので、導入に対しては理解したいところではありますが、いざ金額を見ると、厳しいなぁ…と言う感じになります。
代替燃料で飛ぶ方法が、もっと確立されてもイイ
燃油サーチャージがなくなる日が、またやってくるのかどうか。
完全に撤廃にならなくても、ある程度、気にならないレベルにまで下がる日が来るのかどうか…
ただイラン・イスラエル情勢が落ち着いたとしても、当面、なくなる水準まで下がる要素もない感じも。
これだけ日々、技術が進歩しているのだから、そろそろ石油など化石燃料に捉われずに済むようにならないものなのだろうか…
結局、代替燃料で飛行機は飛ばせる。
だけれども、それを安定的に供給するのが難しいと言うことなのでしょう。
自動車はガソリンからハイブリッド、電気…と動力源が動きつつあるけれど、結局、電気で動くようになったとしても、その電気を作るのにも石油は必要ですしね。
ただそうして行かないと、資源がない日本なんて、また同じことがいつか起こり得る訳で…






コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。