タンソンニャットからロンタイン国際空港へ…
ホーチミンの空の玄関口は、現在、タンソンニャット国際空港ですが、ロンタイン国際空港へ移管される形で鋭意、準備が進められていますが、ベトナム空港社(Airports Corpoation Of Vietnam)が、移管のスケジュール案が発表になりました。
具体的には、こんな感じ。
- 2026年冬ダイヤ~
- 長距離国際線(旅客・貨物)全便を移管
→この時点で国際線旅客便の約19%が移管
- 長距離国際線(旅客・貨物)全便を移管
- 2027年中
- 多くの国際線を移管
- ベトナム国籍の航空会社運航の国際線短距離路線を除く
→この時点で国際線旅客便の約90%が移管
- ベトナム国籍の航空会社運航の国際線短距離路線を除く
- 多くの国際線を移管
- 2030年ごろ
- 定期国際線の全便を移管
- タンソンニャット国際空港は国内線・不定期国際線・チャーター便のみに
かなり移管スケジュールの幅が広く、最大で2030年まではタンソンニャット発着の国際線が残ると言う計画案。
まだあくまでも計画案であり、このまま承認されるかどうかは不明。
そもそもロンタイン国際空港については、かなりスケジュールが変動していますから、どうなるのやら…と言う感じではありますが。
乗継の場合は、当面、要注意になりそう
ただそもそもロンタイン国際空港は、ホーチミンの市内中心部から見ると、40km以上は離れた場所。
まぁ、近年の新空港であれば、全然、あり得る距離。
ただ空港アクセスとなるメトロの延伸・高速道路などの建設工事が進められていますが、まだまだ完成する気配がない(恐らく初期段階の時点では完成しないと思われる)。
ホーチミン市内に入ると、渋滞もひどいので、空港からホーチミン市内への移動は、かなりの時間が掛かりそう。
さらに移管スケジュール的に、幅がある。
欧州などの長距離便~アジア各地・ベトナム国内線への乗継が、かなり不便になる訳で、「ベトナム航空」などはそれでOKなのだろうか…と言う感じも。
空港間を移動するにしても、そもそもアクセス手段が貧弱なので、時間も掛かりそうですし。
この計画案の通りに路線移管が進むと、日本からの便は当面、タンソンニャット国際空港発着になる。
なので、アジア諸国・ベトナム国内線への乗継だと問題はないのですが、ヨーロッパ・オセアニアへの乗継で使うとなると、2026年冬ダイヤ時点で、空港間移動が発生することになりそう。
さらに2027年の夏スケジュールから、短距離国際線以外は移管になると、日本からの便もロンタイン国際空港発着になる訳ですが、例えば、バンコク便はそのままタンソンニャット国際空港発着。
タンソンニャット~ロンタインよりも、ホーチミン~バンコクの方が所要時間が少ないと言う状況になりそう…
まぁ、「ベトナム航空」なら短距離便でも数便は2027年時点でロンタイン国際空港発着便を作るかも知れないけれど。
アクセス手段が貧弱のまま、移管しそうな勢い
結構、不便だな…
それが正直な感想。
そもそもタンソンニャット国際空港は市内へも近くて、便利なだけに余計にそう思える(とは言っても距離の割に、時間は掛かるし、鉄道アクセスがないのは、旅行者的には不便ですが)。
ただ日本だって成田~羽田の移動はかなり時間が掛かる。
伊丹~関空だって、時間が掛かる。
バンコクだって、スワンナプーム~ドンムアンは深夜でも1時間な訳だし、台北・ソウルだって空港間の移動は時間が掛かる。
それと同じことなので、要するに慣れと言うことでしょうね。
ただ国際線が移管し始めた時にアクセスが貧弱なままと言う可能性が高いのは、頂けない。
アジアも新空港が続々と出来ているけれど、どうして先行している空港に学ばなかったのだろう…
しかもベトナムは共産国家。
資本主義国家よりも土地の収用などもやりやすい訳ですし、ベトナムの経済力、ホーチミンの人口や観光客の多さを考えると、できない話でもなかっただろうに…







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