ペガサス航空が一気に規模拡大することに!
経営破綻した元スカイチーム加盟航空会社の「チェコ航空」が、トルコのLCCである「ペガサス航空」によって買収されることで合意しました。
買収総額は、債権などを含め総額1億5,400万ユーロになると見込まれています。
「チェコ航空」。
その名前の通り、チェコを代表するような航空会社で、元を辿れば、チェコスロバキア国営航空。
民主化、連邦制解消以後、「チェコ航空」になっていましたが、民営化され、一時は大韓航空が事実上の筆頭株主になった時期も。
その後、LCCの「スマートウィングス」が筆頭株主になるものの、2024年10月に純粋持株会社に移行し、航空業務は子会社の「スマートウィングス」が担う形に。
一方の「ペガサス航空」は、トルコを代表するLCC。
一時はキルギスにも子会社を持っていたりと、路線網の拡大にも熱心な航空会社。
「ペガサス航空」は、保有機材が現状、127機。
ここに「チェコ航空」グループの機材が47機、加わることになり、より一層、規模が拡大する形になりそう。
中欧のフラッグキャリアはパッとしない…
フラッグキャリアの割に、なかなか資本で見ると安定していなかった「チェコ航空」。
まぁ、既にチェコ航空ブランドでの運航は終了していますが、今回の「ペガサス航空」による買収で、完全に飲み込まる形になるのでしょう。
統合がどこまで成果を見せるのかは不明ですが、東側から「ペガサス航空」がじわりと攻める発端になってもおかしくはなさそう。
とは言っても欧州域内で先行する「ライアンエア」「ウィズエア」「イージージェット」などと比べると、まだまだ規模的には見劣りするのも事実ではありますが。
それにしても…
中欧のフルサービスキャリアは、パッとしないところが多く、古くはハンガリーの「マレブハンガリー航空」も潰れましたし、「アドリア航空」も経営破綻。
「オーストリア航空」は、規模としてはそこそこの規模を保っていますが、ルフトハンザ・ドイツ航空の傘下だし、「エア・セルビア」もエティハド航空の傘下。
独立系で踏ん張っているのはLOTポーランド航空ぐらいかな…と。
規模的にそこまで大きくはないと言うのが、最大のネックなのでしょうね。
スケールメリットが皆無と言う感じで。
実態は既にLCCではあるが…
中欧のフラッグキャリアの没落は、別に今に始まった話ではない。
ただ既存の航空会社が、LCCに飲み込まれたのが、「チェコ航空」。
元々、資本的に「スマートウィングス」によって買収されていましたし、実態的にはもうLCCなので不思議ではないですけれどもね。
しかも「チェコ航空」時代も、長距離路線がバンバンあった訳じゃないので、欧州域内ならLCCでも十分な感じもしますし。
逆に、これで勢いに乗って路線網が拡大すれば、より行きやすくもなりますし。
ってか、チェコの国力ならば、フルサービスキャリアが1つぐらいあってもおかしくはない気もするのは事実ですが、そうならないのが欧州の航空業界。
フルサービス間、そしてLCCと、競争が激しいんだろうが、その波がいつかアジアにも来るのだろうか…








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