座席アップグレードに使える特典が、マイルに移行
「ANA」が現在、ANAプレミアムメンバー・スーパーフライヤーズ本会員に提供している「アップグレードポイント」を、2026年度の提供を以て、終了させることが発表になりました。
「アップグレードポイント」は、座席のアップグレードやラウンジ利用などで利用が可能ですが、従来の「ANA国際線アップグレード特典」に加え、2026年5月19日搭乗分から、国内線でもマイルによるアップグレード特典が利用開始になるコトから、今回、「アップグレードポイント」の廃止を決定したモノなのだと。
「アップグレードポイント」がなくなるコトで、ダイヤモンドサービスメンバー限定の「アップグレードポイントによる座席アップグレードサービス」も、2027年3月31日を以て、終了に。
2027年度のダイヤモンドサービスメンバーへは、これまでの感謝の気持ちとして、50,000マイルの進呈があるコトも発表になっています（2027年4月1日時点でメンバーの方に、グループ4（航空関連サービス・期間限定マイル）を4月中に積算予定）。
ステイタスと一般会員に差が欲しいが…
マイルによる座席のアップグレードなどが可能になるので、不要ですよね？と言う判断。
まぁ、分からなくもないけれど、ステイタス保有者からすれば、やはり存続させて欲しい気持ちは否めないかと。
マイルによるアップグレードでも、一般会員とステイタス会員との間に、明確な差がないとなぁ…と言う感じもしますし。
ダイヤモンドの場合は、マイルが1回限りですが貰えますが、所詮、1回限りですしね。
長い視野で見た時には、デメリットでしかない。
こうした上級会員のサービスに手を付けてくるとは、ちょっと思っていなかったので、びっくり。
寧ろ、先に手を付けるべきなのは、ステイタス会員の間口を、少し狭めることだとも思うのですがね…
タイミングとしてはいいのだろう
「ANA」は予約システムの更新が控えている訳ですが、更新をきっかけに、サービスを再考するのはいいチャンスなのは、事実。
今回は、その例になると言っても良さそうではありますが、ステイタス会員向けのサービスを削ることがプラスになるのかどうか…
まぁ、いつかは手を付ける話だったのかも知れないし、それだったら、タイミング的には今ってことにもなりますが。
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