久々のデルタの香港線!
米大手航空会社の「デルタ航空」が、2026年6月6日からロサンゼルス(LAX)~香港(HKG)線の自社運航の直行便の開設を決定しました。
使用機材は、ビジネスクラス40席・プレミアムエコノミー40席・エクスたれっぐルームエコノミー36席・エコノミー159席の合計275席を擁するエアバスA350-900型機。
現時点で、運航スケジュールは未発表ながら、毎日運航になる見込み。
「デルタ航空」は、2018年に香港から撤退しているため、それ以来の復活と言うコトになりますが、当時は、シアトル発着の路線でしたが、今回はロサンゼルスからの運航。
米系はアジア路線を少しずつ拡充中
最近、米国の航空会社によるアジア線が、少しずつですが増えてきた。
先鞭をつけたのは「ユナイテッド航空」。
成田発着のウランバートル・高雄・セブ線を開設。
さらに香港~バンコク・ホーチミン線も開設し、サンフランシスコ~マニラ線も1日2往復体制に増便するなど、ここ最近「ユナイテッド航空」のアジア線は拡充を見せている感じ。
一方の「デルタ航空」は、元々、ノースウエスト航空が日本の成田にハブを持っていたために、日米間の路線は充実しているし、大韓航空との共同事業に舵を切ったために、ソウル線も同様に充実しているが、その他のアジア路線は非常に限定的。
そこに今回の香港への直行便再開。
しかもロサンゼルスから。
既にロサンゼルス~香港線は、「ユナイテッド航空」が1日2往復と「キャセイパシフィック航空」が1日3往復を運航しているので、なかなか競争が激しい路線のように思うのだが…
しかも別に香港にパートナーがいる訳でもないですし。
今後も自社運航のアジア線は増えるのか?
まぁ、日本在住だと別に利用する機会があるとは思えない路線ではありますが。
どうせならば、以遠権行使で日本~アジア線を復活させても…と思いたいですが、既に羽田に移管しているので、発着枠の関係でそれも無理でしょう。
ただこうした動きが今後も続く可能性はありそうですね。
JALもANAも、アジア~日本~北米の需要は1つの経営の柱になっているので、こうして直行便が開設されてしまうと、格段に弱含みになりそうな気もしますが、どうなのだろう。
まぁ、香港ならば既に直行便がある訳で、そこまで大きな需要減にはならないのでしょうが(と言うかJALもANAも自社運航便の香港線はごく僅かな運航体制ですし)。
そして…
なぜ、今、香港?
そんな感じも。
既にかつてのような賑わいも期待できないでしょうし。
ただ元英領と言うコトもあって、根強い需要はあるのでしょうが。







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