1.7kmに220円
青森空港前を走る「青森空港有料道路」。
空港アクセス道路であり、青森市と弘前市(浪岡方面)を結ぶ道路の1つだったりしますが、2年後になる2027年7月中の無料化を、青森県知事が発表し、無料化に向けて国土交通省などの関係機関との調整を始めたコトを明らかにしました。
有料道路自体は、総延長1.74kmと長くはないが、1日平均約5,600台が利用している道路でもあり、今後、無料化されると30%ほど交通量が増加するコトも見込まれると言う話。
現在の料金収入は、年間約3億3,500万円。
青森県からの貸付残高が約1億円で、償還の見込みが立つようになったコトからの無料開放措置の検討で、早ければ本年度中にも料金所の撤去ならびに右折レーンなどの設置工事の設計に入ると言う。
因みに、現在の料金は、普通車が220円・軽自動車が150円。
但し、22:00~06:00は料金の徴収ブースが閉鎖になるので、有料区間であっても無料で通行可能。
また青森市街からくる場合、料金所の手前を右折してしまい、少しばかり迂回すると料金を支払うコトなく通行が可能。
空港アクセスの短距離道路に課金が意味不明…
空港へのアクセス道路が有料。
個人的にはあまり意味が分からない。
県外から来て欲しくないってコト?
それとも県外から来るなら、もっと金を落として行けって話?と言う気がしてしまいます。
しかも総延長1.7km。
青森中央ICと浪岡ICに接続しているのであれば、まだ分からなくもないけれど、そう言う訳でもなく、ホントに空港の直近部分だけが整備され、有料化されているような道路で、そもそも無料で良かったのでは…?とすら。
青森市街地と弘前方面とを結ぶ道路にもなっているから、空港利用者以外の利用もあるのでしょうし、なぜ有料での開通だったのやら。
都市部で道路用地の買収に多額の費用が掛かった訳でもない。
大きな川が流れていて、橋を架けた訳でもない。
山が迫っていて、トンネルでぶち抜いた訳でもない。
ホント、なぜ有料道路として開通せざるを得なかったのやら。
雪のある県なので、除雪費用などは掛かるのでしょうが、それの費用と道路の有料化は別の話だとも思うし。
駐車場料金の無料はどうなる?
これで青森空港へのアクセスが、より手軽になるのかな…と言う感じ。
ただ無料化に伴って、交通量は増えるコトが予想されるのは、ややネック。
とは言っても、30%が増える試算になっているが、増えたところでたかが知れていると言うのも、正直なところで、空港アクセスに影響が出るほどのモノとは思えない(寧ろ、料金所がなくなった分だけスムーズになりそうな気もする)。
また青森空港有料道路を利用すると、所定の手続きを行なうと駐車場の基本料金200円が無料になると言うサービスを行なっているが、これは廃止になるのかな?
まぁ、継続する意味合いがなくなる気はするし、200円でそこまで騒ぎ立てる方も多くはいないだろうが。
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