2路線合わせて毎日運航に
中国のLCC「九元航空」(9air)が、2025年6月3日から関空~臨沂~広州線を新規で開設するコトを明らかにしています。
具体的な運航スケジュールは、こんな感じ。
- AQ1258 関空16:30→臨沂18:30・20:00→広州23:00|火・木・土曜運航
- AQ1257 広州07:45→臨沂19:20・11:50→関空15:30|火・木・土曜運航
週3往復での運航。
但し、6月20日からは月・水・金曜運航に変わり、運航スケジュールも関空発14:30、広州発06:15に変わる予定。
さらに「九元航空」は、2025年6月21日から関空~合肥~広州線も新規で運航を開始する予定。
コチラの運航スケジュールは、こんな感じ。
- AQ1256 関空14:30→合肥16:45・18:15→広州20:25|火・木・土・日曜運航
- AQ1255 広州06:15→合肥08:25・09:45→関空13:30|火・木・土・日曜運航
使用機材は、どちらもエコノミークラスのみの189席を擁するボーイングB737型機。
国際線再拡大の序章かな?
「九元航空」による関空~広州線。
そう言えば、前も就航していたと思うのですが…と思ってみたら、やっぱりしていましたね。
前は直行便だったのが、今回は、経由便に。
しかも中国国内経由便。
関空~広州線は、中国南方航空も就航していますが、LCCはこの「九元航空」のみになるのと、2路線合わせて1日1往復の体制になるので、重宝する人もいるのかなぁ…と言う印象。
6月20日以降は広州着も20時台なので、遅れがなければ、まぁ、使える時間帯の路線にはなりそう。
ただ…
関空から広州まで。
わざわざ経由便でって感じの距離感でもないですけれどもね。
「九元航空」自体、現状、そこまで国際線が多い航空会社ではなく、バンコクとビエンチャン線のみが運航中。
ただ国内線はカシュガルまで飛ばしていたりするので、案外、豊富な路線網がありますが、今後、国際線を拡大させていく計画なのでしょうかね?
中国のLCCって…
何気に…
中国ってLCCがあまり強くないんですよね。
「春秋航空」はさすがに強いですが、それ以外のLCCとなるとあまり国際線の展開も進んでいない状態ですし、そもそも中国3大航空会社の傘下でLCCを抱えているのは、中国東方航空傘下の「中国聯合航空」ぐらいしかないですし。
その中で「九元航空」は吉祥航空傘下で地盤もしっかりと出来てきているようなLCCなだけに、今後、もしかしたら飛躍するかも知れないLCCと言えそう。
ただ…
そもそも中国って航空運賃代が安いので、LCCと言う概念が正しいのかどうか…とは。
特に国際線はフルサービスキャリアでも、めちゃめちゃ安い航空券を出して来るので、もうどこの航空会社もLCCって感じすら(それでも機内食とかが出てくるのは嬉しいですけれどもね)。
そうした状況下で寧ろ、よく生き残っているなぁ…とも。
関空だけでなく、成田とかにも来て欲しい気はするけれど、その前に「スプリング・ジャパン」も再拡大させて行って欲しい気も…
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