顔写真ページがプラスチック基板に変更!
本日、2025年3月24日から「パスポート」が新しいモノに切り替わりました。
具体的な変更点は、こんな感じ。
- 偽造・変造対策を大幅に強化
- 顔写真ページがプラスチック基板に
- レーザーで印字・印画に
- 国立印刷局での集中的な作成に
- 申請者の自治体へ配送・交付するかたちになるので、申請~交付まで約2週間程度の期間が掛かる
- 国外からの申請は2週間~1ヶ月程度の期間が掛かる
- 全ての都道府県でオンライン申請に対応
- 窓口に行くのは受け取りの際の1回のみになる
- オンラインでの申請の場合は、戸籍情報が連携するので戸籍謄本の写しが不要になる
- 手数料が窓口・オンラインとで異なる
とこんな感じ。
前回の更新から約5年。
前回はデザイン的にも大きな変化があったように思えましたが、今回は、写真ページがプラスチック基板になったのが目に見える部分の大きな変更点で、その他は申請にまつわる部分での変更と言えそう。
手数料は、以下の通りに。
- 10年旅券|現行16,000円
- オンライン申請…15,900円
- 窓口申請…16,300円
- 5年旅券|現行11,000円
- オンライン申請…10,900円
- 窓口申請…11,300円
オンラインでの申請にすると、現行よりも100円ですが安くなるかたちですね。
ただ今までよりも1週間程度、発給までの時間が掛かると言うコトになるので、やはり余裕を持って申請が必須になりそうです。
違和感があるのも、最初だけだろう…
ボク自身は、現在のパスポートの有効期限がまだ先なので、当面、手元に来ることはないと思われる新パスポート。
と言うか、これまでのパスポートもまだ手にしていません。
ちょうど切り替わる間際に今のパスポートを申請・受領したので。
なので、今までの版は手にするコトなく、新しいパスポートに切り替わると言うコトに。
実際に手にしていないので、何とも言えませんが、慣れるまでは時間が掛かるのかな…と言うのが、正直な感想。
特に写真ページがプラスチック基板になると言うコトで、重さも厚みも出ますからね。
仮にセキュリティーで腹巻スタイルだと、違和感が出そう。
ただそれはICカードが導入された時にも思ったコトで、実際は、もう慣れてしまったから、やっぱり慣れなんだと思うけれど。
個人的には、どうせ新しくするのであれば、廃止になった住所欄を復活させるのもアリだったのでは…と言う気はします。
今でこそマイナンバーカードがありますが、それまで運転免許証がない人は、パスポートが国内でも公的な身分証明書になると言う人が多かったようにも思いますが、住所欄がなくなり、身分証明書としては認めないと言うコトもチラホラ出ていましたからね。
復活されるのが難しいとも思えないけれど、そう言う意見はあまりなかったのかな?
それとも単にマイナンバーカードがあるから…と言う話なんだろうか。
パスポート取得率が低すぎる日本…
新しくなった「パスポート」。
でも日本人の取得率は驚くほど低い。
これをどう捉えるのか。
政府としては海外に出られると、本来、日本国内で消費されるモノが流出する訳で、特にパスポートの普及を促す政策をする意味はないのかも知れない。
でもやはり文化の違いなど、自分の目で海外を見る・感じると言うのは、意味のあるコトだと思う。
幾ら円が弱くなり、物価も高くなり、なかなか海外に行きやすい環境ではなくなったと言えども、そもそもビザが必要な国は少なく、そして他の国よりもまだまだ海外に行きやすい環境にある日本。
その日本で生まれ・育ったのであれば、その機会を無駄にするコトもないのになぁ…とも。
ってか、どんどん内向きな日本になっている気がするし、よりガラパゴス化が進んでいくようにも思うんだけれど、このままだと。
コメントを残す