週5往復での開設
韓国・大韓航空の傘下にあるLCC「ジンエアー」が、2025年4月3日から石垣~ソウル(仁川)線の新規開設を発表しています。
ひとまず運航スケジュールは、こんな感じ。
- LJ362 石垣13:00→仁川15:30|月・火・木・金・日曜運航
- LJ361 仁川09:05→石垣12:00|月・火・木・金・日曜運航
週5往復での運航。
使用予定機材は、エコノミークラスのみの1クラス189席を擁するボーイングB737-8型機もしくは737-800型機。
石垣発着の国際線は、香港(香港エクスプレス航空運航)・台北(チャイナエアライン運航)の2路線があるが、どちらも運休中で、香港線は4月3日から1日1往復で運航再開する予定なので、香港線の運航再開と共に仁川線が開設されると言う感じになります。
そんなに需要があるのか…
「ジンエアー」による沖縄線は、既に那覇・宮古(下地島)路線を開設済みなので、沖縄路線だけで3路線目と言うコトになります。
宮古線も曜日は異なりますが、週5往復で運航中。
石垣も宮古も人口的には多くないので、韓国からの利用のみと言うような路線になるかと思いますが、それなりに宮古線の搭乗率がイイと言う話なのでしょうかね。
そうでなければ、石垣線の開設とはならないと思うのですが、宮古線はどのぐらいの搭乗率で推移しているのだろう…?
石垣線の開設で、既存の那覇・宮古線と組み合わせて周遊旅行の可能性が、現在の2パターンから増える形になるので、全体的にプラスの循環になるかどうかですが、そもそもLCCは単純往復が原則。
なので利用者としてもそれがメインの利用になるので、あまり周遊での利用は考えられていないのかな?
LCCなので、石垣~宮古間でコードシェアがある訳でもないですしね。
それはそれでもったいないような気もしますが、どうなんだろう…
日本人も仁川利用がもはや便利な時代
それにしても、那覇・宮古に続いて石垣線の開設。
ホントに日本の津々浦々まで韓国系の航空会社が就航してきますね。
韓国→日本へのインバウンドがメインですが、日本→韓国→その他の国へ…と言うような需要も掴んでいる感じで、特に関東圏よりも西側にある都市で西に旅をする場合、羽田や成田経由よりも仁川経由の方がもはや便利と言える状態。
そもそも航空券についても、燃油サーチャージで見ても、韓国経由の方が安かったりする場合が多いから、もう完全に関東圏に住んでいる人以外は、もう既にハブ空港は仁川になっているのでは…?とも。
それ自体は別に否定する訳でもない。
便利ですしね、仁川。
でも、そろそろ本腰を入れて需要を取られないようにするには、を考えるべきなのでは…とも。
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