はやぶさ・こまちが走行中にまた分離!併結運転中断へ!

秋田・山形新幹線はほぼ線内折り返しで運転

2025年3月6日、東京発新青森・秋田行の東北・秋田新幹線「はやぶさ・こまち21号」が、上野~大宮間を走行中に、分離すると言う事故が発生した。

盛岡までは10両編成の「はやぶさ」と7両編成の「こまち」が併結運転をしている列車。

事故が起きた同区間は最高速度が130km/hに制限される区間だが、連結されている車両が分離すると言う一歩間違えば大事故に繋がるのは容易に想像できる事故。

これを受けて、原因が判明するまで連結運転の中止が発表になり、ひとまず2025年3月14日まで、秋田・山形新幹線は東北新幹線への直通運転が中止となります。

秋田新幹線の「こまち」は、秋田~盛岡間で折り返し運転に。
山形新幹線の「つばさ」は、新庄~福島間で折り返し運転に。

ただし、東北新幹線区間を単独運転する「つばさ121号」と「つばさ160号」は、東京への乗り入れを継続する形。

新車両でもないのに、原因は…?

現時点では、事故に繋がった原因は不明。
ただ走行中の新幹線が分離したと言うのは、2024年9月19日に、今回と同じ「はやぶさ」と「こまち」が分離すると言う事故があったばかり。
このときは、安全装置が作動し、事故の恐れがなかったとして、運輸安全委員は重大インシデントにあたらないとしたが、今回は、重大インシデントに認定して、前回の事故との関連についても調査する方針。

これがまだ導入したばかりの新車両とかであれば、初期不良と言う考え方ができる。

だが比較的新しいと言えども、既に導入から年月が経つ車両。
そして今まで他の形式ではこうした事故がなかった訳で、やはり原因が徹底的に解明されて、対策が講じられるまでは、併結運転の再開は厳しい話になるのでしょう。

物理的な破損がみられていない以上、電気系統に問題があった可能性が高いと見られており、JR側も「こまち」側に原因があると考えているようだが、ひとまず、「こまち」側に原因があると見ている少佐は未発表。

代替手段はやはりあった方が良いのか…

話は変わるが、北陸新幹線の敦賀より西の区間でルートが定まっていない件で話に上がるのが、東海道新幹線の代替手段の確保と言う意味で、京都・新大阪直結。

ただそれよりも最も解決すべきなのは、この東北新幹線の東京~大宮間と、やっぱり思う。

この区間が不通になったり異常があったりすると、東北新幹線だけでなく、北海道新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・上越新幹線・北陸新幹線と、ホントに東日本~北陸に掛けて、大きな影響が出てしまいますからね。

東海道新幹線の方は、リニアの大阪乗り入れが実現すれば、それで解決になるけれども、この東京~大宮間は話題にすら出ていない状態。

今回も東北新幹線がコケたら、北海道・秋田・山形の各新幹線に影響が出ている訳で…

効率がいいと言えども、やはり影響が大きすぎる…と、改めて。

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