仁川線も運航しつつ、金浦線も開設へ!
ANAグループのLCC「ピーチ」が、2025年4月10日から関空・中部~ソウル(金浦)線を新規で開設するコトを発表しました。
既に、関空からのソウル線で見ると、関空~ソウル(仁川)線を1日4往復で運航中ですが、この仁川線に加えて、金浦線も運航をすると言う形。
中部からは、現在、「ピーチ」運航の国際線は台北線のみなので、これで2路線目と言うコトになります。
運航スケジュールは、こんな感じ。
- MM731 関空10:25→ソウル(金浦)12:20|1日1往復
- MM732 ソウル(金浦)13:05→関空14:50|1日1往復
- MM747 中部13:40→ソウル(金浦)15:40|1日1往復
- MM748 ソウル(金浦)16:30→中部18:20|1日1往復
共に使用機材は、1クラス188席のエアバスA320neoの予定。
関空線は、最安運賃のミニマムで片道5,280円~。
中部線は、同じく最安運賃のミニマムで片道5,780円~。
共に燃油サーチャージは不要(この他に、空港使用料などが別途必要)。
ピーチが金浦国際空港に就航するのは、この両路線が初。
8月後半からは増便で1日2往復に!
さらにこの2路線ですが、2025年8月26日からは1日2往復体制に増便するコトも、併せて発表済みです。
増便分の運航スケジュールは、こんな形。
- MM733 関空16:00→ソウル(金浦)17:55|1日1往復(8月26日から運航開始)
- MM734 ソウル(金浦)18:45→関空20:30|1日1往復(8月26日から運航開始)
- MM745 中部08:00→ソウル(金浦)10:00|1日1往復(8月26日から運航開始)
- MM746 ソウル(金浦)10:50→中部12:40|1日1往復(8月26日から運航開始)
増便されて、1日2往復体制になると、結構、ソウルの滞在時間が増す感じになりますね。
しかも関空線ならば、1日4往復の仁川線と合わせて、1日6往復体制になると言うのは、かなり利便性が高くなりますね。
しかも、金浦国際空港は、市内にも近いですし、鉄道アクセスも可能ですしね。
それにしても、8月後半から一気に両路線とも1日2往復体制と言うのは、さすがに攻めて来たな…と思うと共に、やはりこのぐらいの勢いを見せてくれないとなぁ…とも。
「ピーチ」はまだ国際線の展開も拡大を目指している感じはしますが、それでも海外の就航都市は、ソウル(仁川)・台北(桃園)・高雄・上海(浦東)・香港・バンコク・シンガポールだけですからね。
もうちょっと国際線も路線網が増えても良いようにも。
タイミング的には攻め時と見たのかな…?
大韓航空とアシアナ航空の統合で、傘下のジンエアー・エアプサン・エアソウルも統合される計画。
LCC最大手だったチェジュ航空は航空事故があり、最大手から落ちてしまった形に。
追いかけるティーウェイ航空は、昨年、長距離路線に進出したばかりなので、足場固めのタイミング。
イースター航空も、運航再開にこぎつけたのが一昨年。
「ピーチ」としては、攻めるタイミングだったのかな…と言う感じも。
インバウンドも引き続き、好調を維持していますしね。
まぁ、別に日系の航空会社じゃないと…とは思わないけれど、運航スケジュールを考えると、日本在住だと日系の方が便利になるコトが多いので、やっぱりもうちょっと頑張って欲しいと思うだけに、嬉しいニュースと言えそう。
それにしても…
対する「ジェットスター・ジャパン」は、コロナ禍で体制を固めるために路線網を縮小させた後、あまり話題が薄くなったなぁ…と。
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