週3往復、A320型機での運航
中国3大航空会社の1つ「中国東方航空」が、2025年3月16日より関空~南昌線を新規で開設するコトが決定しました。
ひとまず具体的な運航スケジュールは、こんな感じ。
中国東方航空|関空~南昌線運航スケジュール |
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週3往復での運航。
使用機材はエアバスA320型機を予定。
南昌昌北国際空港は、厦門航空系の江西航空が拠点として構えている空港ですが、江西航空自体はまだそこまで規模が大きくはない航空会社。
そこから先へ…となると、バンコク・シンガポール・イルクーツクになると思われますが、シンガポール線を運航中のスクートは運休のアナウンスが出ているので、「タイ・ライオンエア」が運航しているバンコク線ぐらいになりそうで、あまり国際線の乗り継ぎとしては機能しなさそうですかね。
南昌市ならば、そこからベトナム・ラオス・タイ・ミャンマー(ビルマ)・インドに向けてはちょうどいい位置関係なのですが…
空港直結の地下鉄ができると便利そう
国際線の乗り継ぎとしては機能しなさそうと言っても、そもそも南昌は江西省の省都であり、中心都市で人口的にも600万人を越えているので充分と言えそう。
南昌は工業都市でもあるので、ビジネス需要も少なからずありそうな感じはします。
ただ日本人にも名の知れた観光スポットがあるかと言われると、そこまで…と言う気はするので、そこまで日本人の利用は多くないのかも知れませんが、エアバスA320型機での運航なので、もう日本人需要は考慮していない感じもしますかね。
多少、いればいい程度で。
中国からの航空路線は、コロナ禍で一時、ストップされていましたが、また路線開設が相次いでいる状態。
それでもまだ内陸部からの路線は、そこまで多くはない状態なので、その1つとしては使えそうな気はしますね。
南昌地下鉄の1号線が、現在、空港までの延伸工事を行なっている最中。
これができると市内にも一直線で乗り換えなしで行けるようになるので、かなり便利さは増しそう。
関空からのフライトだと到着して、入国審査が終わったら22時を過ぎている頃になるので、逆に、地下鉄ができないとちょっと不便する時間帯ですしね(基本、送迎かタクシーになってしまうような時間帯かな…と)。
地下鉄の延伸工事は、2025年に完成予定と発表されているので、ひとまず開業を待ちたいところですかね。
JALの就航都市数と並んだ中国東方航空
ココのところ、路線開設が相次いでいる中国と日本間。
中国の経済が落ち着いてきていると言う情報もあるけれど、ホントかな?と思ってしまうレベル。
ただ幾ら中国の経済が落ち着いてきたと言っても、マイナス成長になっていると言う感じでもない。
さらに人口がいるだけあって巨大な内需もある。
共産主義と言っても、経済の貧富は広がっているコトを考えると、まだまだ路線が増えてもおかしくはないのかな…とも。
でも…
大都市と言っても、都市数が多すぎて、もうどこにある都市からの路線なのかも分からなくなりそうですけれどね。
「中国東方航空」の関空線は、北京(大興)・合肥・寧波・青島・上海(浦東)・武漢に続く感じで、合計7路線目。
「JAL」の関空発着路線は、国内線と国際線合わせて7路線なので、それに並んだ形(ただJALの場合は、その他にJTA運航の2路線がありますが)。
ホント、どんどん増えるよね…
それでもまだ外国籍の航空会社の就航都市数で言えば、「吉祥航空」が上回っているけれど、日系ももうちょっと本腰入れて新路線を開拓してよって感じに思えてしまう自分がいます…
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