なぜ、成田…?
「ターキッシュエアラインズ」が、2025年2月5日に成田空港に自社ラウンジを開設しました。
同社としては海外では7カ所目になるラウンジ。
また広さも海外では最大規模で、拠点のイスタンブールに次ぐ大きさになるモノ。
場所は、第1ターミナルの47番ゲート付近。
まずは広さ800平方メートル、最大105人が利用できると言うコトだが、今後、拡張され、面積的には1,500平方メートルになる予定。
- アクセス可能者
- Miles & Smiles Elite Plusおよび Lite カード所有者
- Miles & Smiles Elite Corporateカード所有者
- スターアライアンスゴールドメンバー
- スターアライアンス加盟航空会社で旅行をするビジネスクラスおよびファーストクラスの乗客
- ラウンジ施設
- 食事(和食・洋食・トルコ料理など)
- シャワールーム・お手洗い
- 祈祷室など
- 営業時間|07:30~21:45
特筆されるのは、窯で焼いたトルコの伝統的なピザ風パンの「ピデ」で、ランチとディナー時には焼きたてが提供されるようです。
「ターキッシュエアラインズ」と言えば、世界で最も就航都市の多い航空会社。
ただなぜ成田…?と言う気は否めませんけれどね。
現状、「ターキッシュエアラインズ」の日本路線は、羽田~イスタンブール(1日1往復)で関空と成田線は週5往復(但し、3月に増便予定で共に1日1往復になる見込み)。
つまりはそこまで便数がある訳じゃない。
確かに成田はスターアライアンス加盟航空会社が集まる空港ではあるけれど、ANAのラウンジもある。
さらにユナイテッド・クラブもありますからね。
トルコから米国西海岸とかに行くとしても西回りだと思うから、あまり自社便の乗り継ぎもなさそうな気もするけれどなぁ…
プライオリティパス対応の可能性も高そう
なぜ成田?
そして、それに加え、今回ラウンジができたのは47番ゲート付近。
つまり第4サテライト。
まぁ…
行かなさそうな場所に作ったね…と言う感じにしか思えない。
確かに第4サテライトだけラウンジがない状態だったのは事実だろうけれど、ちょっと行きにくさを感じてしまうかなぁ…とも。
広い面積が取れる場所が、ココしかなかったのかも知れないけれど。
「ターキッシュエアラインズ」が海外で運営するラウンジは、今回、新たに開設された成田を入れて7カ所。
成田以外の場所を見てみると…
- ナイロビ
- モスクワ(ブヌコボ)
- マイアミ
- ワシントン(ダレス)
- ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ)
- バンコク(スワンナプーム)
なのですが、実はそのうち、モスクワ以外のラウンジは全て「プライオリティパス」が使えるラウンジだったりします。
バンコクのラウンジを使ったコトがありますが(もちろん、プライオリティパスで)、ちょこっとだけトルコの香りがするようなラウンジでしたが、今回、成田に開設されたと言うコトで、今後、「プライオリティパス」に対応するかどうかは、気になるところ。
現時点では未対応ですが、どうなんでしょうね。
かなり可能性は高そうな気がします。
ただ拡張されてからになるかどうか…と言うだけの話で。
第2ターミナルで現状、「プライオリティパス」が使えるラウンジは、
- I.A.S.S Superior Lounge-KoCoo-(制限区域内)
- I.A.S.S Executive Lounge 2(制限区域外)
の2ヶ所。
制限区域内に絞ると1ヶ所しかないので、対応すると便利になりますけれどね(立地は不便でも)。
ワンターミナル化も見据えての開設?
成田空港と言えば、ワンターミナルになる計画がある中でのラウンジ新設は、ちょっと驚いたけれども、確かにワンターミナル化が控えているとは言えども、実際に工事がスタートするのもまだ先の話で、ステップ1が終わるまで10年ぐらいは掛かる。
そう考えると、アリなのかな…とも。
逆に、ココでラウンジを作っておけば、ワンターミナル化した際もラウンジの開設ができる可能性が、グッとアップしますしね。
特にワンターミナルになった後からだと、そこまで敷地的にも余裕はなさそうな気はしますしね。
まぁ、優先権があるかどうかは分からないけれど、さすがに優先的に話は回ってきそうな気はしますしね。
世界最多の就航都市数を飛ばしているだけあって、トルコから先へ…と言う人も多いでしょうから、まずは成田でゆったりと…も良いですね。
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