合計で7路線は機内販売がなくなる
「JAL」が、2025年2月3日から国内線の短距離路線で、機内販売を中止し、オンライン販売の「おうちで機内販売」に移行するコトを発表しています。
具体的に中止になる路線は、こんな感じ。
- 羽田~秋田・小松・中部・伊丹・関空・南紀白浜
- 成田~中部
合計で7路線になります。
これらの路線は、どれも短距離路線と言うコトもあり、販売時間が十分に確保できないと言うのが中止の理由。
「おうちで機内販売」は、機内でWi-Fiを利用して事前登録を行ない、登録後、3日間は、機内販売商品がオンライン上で購入ができると言うサービス。
販売価格については、機内販売と同額。
送料も無料。
さらにJALカードで決済をした場合の10%割引も適用されます。
またJAL Life Statusポイントも「JAL機内販売」のカテゴリー内で適用されます(「JAL Mall」カテゴリーでの積算はなし)。
いつまで国内線で機内販売を続けるか…?
まぁ、確かにこれらの短距離路線だと、ほぼ販売の時間もないぐらい。
ちょっとでも悪天候だと、飲み物サービスも途中で中断になり、最後まで到達しないぐらいですからね。
分からなくもないかな…と言うのが、正直な感想。
ただそもそもですが、いつまで国内線での機内販売を「JAL」は続けるんだろうなぁ…と言う気もします。
逆にやめないぐらいに売り上げがあるのかな?と言う感じ。
あまり買っている人を見たコトがないですし、ボク個人としても国内線の機内販売を使ったのは、過去に1回しかないと言うレベルだったりしますが…
機内販売を継続すると、それだけ商品を機内に積み込む必要がある。
「JAL」の路線・機材数の規模から考えると、1つの品目で1つや2つしか搭載していなくても、全社で見ればかなりの数になる訳ですが、それに見合うだけのペイがあるのだろうか…と。
ただ時々、めちゃめちゃかわいいコラボグッズとかも取り扱っているので、その辺りはやっぱり売れるのかな?とも。
「JAL」はディズニーとの提携があるので、ディズニーとのコラボとかね。
販売時間もほぼないですし、それならばコスト削減のためにオンラインに移行させようと言う感じなのでしょうが、既に「ANA」はオンライン販売に全面移行済み。
さらにコロナ禍以後は国内線の機内誌なども、基本的にはオンラインに移行済み(希望者向けに紙媒体も版を小さくしたモノの配布はしている)。
機内誌の「翼の王国」なんかは人気があったと思うんですけれどね。
それもばっさりとオンラインに移行。
見える場所・搭乗者が実感するようなところでのコスト削減は、やっぱり「ANA」の方が進んでいる印象ですかね。
事前オーダーサービスの実装があっても良いような…
今後もオンラインでの販売に移行する路線が増えるのかどうか。
それは現時点では不明ですが、可能性としては高そうですね。
個人的には、受け取りが面倒だったりするので、事前に機内販売をオンラインで購入→機内もしくは空港で受取の方が助かるんだけれどなぁ…と、思ったり。
国際線では実装されているやり方。
国際線は、商品が免税扱いになるので、日本国外になる国際線のフライトの機内でないと販売できないと言う制約があるので、「おうちで機内販売」ではなく、72時間前に申し込む「事前オーダーサービス」が実装されているのですが、こちらも国内線に実装してくれないかなぁ…と。
まぁ、空港から持って帰るのが面倒と言うのは出てきますけれどね。
ただ働いている単身層だと事後の受け取りって、やっぱり不便なんですよね…
コメントを残す