週4往復での運航
韓国の新興航空会社の1つ「エアロK」が、2025年1月31日から中部~清州線を新規で開設するコトを発表しています。
ひとまず、運航ダイヤなどはこんな感じ。
- RF341 中部16:25→清州18:25|月・水・金・日曜運航
- RF342 清州13:40→中部15:25|月・水・金・日曜運航
週4往復での運航。
使用機材は、エコノミークラス180席1クラスのみのエアバスA320‐200型機。
中部~清州線は、この「エアロK」運航便のみの単独運航路線で、過去を遡っても、中部開港以来、初となる路線。
なお、中部側の使用ターミナルは、LCC向けの第2ターミナルではなく、第1ターミナルを使用。
何気にベトナム・フィリピン線にも乗り継ぎが可能ですね…
「エアロK」の日本路線は、
- 成田~仁川…1日2往復
- 成田~清州…1日2往復
- 関空~清州…1日2往復
- 新千歳~清州…1日1往復
の4路線。
この他に、3月4日までの期間中、茨城~清州線を週3往復で運航をしている状態で、この中部線の開設で、定期路線の日本路線は5路線目。
この他の国際線だと、ベトナム(ニャチャン・ダナン)・台湾(台北)・フィリピン(クラーク)線を開設しているのだが、韓国LCCの特徴である初期段階の国際線は、日本路線偏重をこの会社も実践している形。
まぁ、勝ちパターンなのでしょうね。
機材・路線数が伸びるまでの。
清州は、この「エアロK」の本拠地ではありますが、日本人としてはなかなか馴染みが薄い都市名。
確かに空港自体は清州にありますが、韓国中部の大都市である大田広域市にも近く、車で1時間弱で行ける環境。
大田まで出てしまえば、その後、韓国各地にも出やすいですから、運賃次第では使える感じかな…と言うのが正直なところ。
因みに…ですが、ベトナムのダナン線とフィリピンのクラーク線は清州を夜遅くに出発する便で、現地発も深夜発清州朝着便なので、今回開設される中部線にも乗り継げる感じですね。
まぁ…
あまりいないとは思いますが。
日系もこのぐらい積極的になって欲しい…
韓国の航空会社は、こうして地方空港からも日本の空港へ国際線をどんどん開設しているのに、日本の航空会社は、全然、そんな気配がなく、ようやくJALグループのJTAが那覇~台北線の開設を発表したぐらい。
地方空港からの新規季節が厳しくても、大都市圏からならば、もうちょっと攻めて欲しいよなぁ…と、改めて思ったり。
もちろん、元々の損益分岐点が異なるのでしょうし、韓国は国内線がチェジュ線ぐらいしか機能していないから、国際線に打って出ないといけないと言う事情はあるにしても、ちょっと温度差があり過ぎる感じ。
せめてその地域での中核となる都市への路線ならば、案外、良い感じになると思うんですけれどね。
でも、日系航空会社は、大都市圏にある空港にしか乗り入れがない…
別に相手方の航空会社が就航していれば、それでいい。
それは事実。
個人的には日系だろうが外国籍の航空会社だろうが、そこまで関係なく乗りますから。
でも運航スケジュール的に外国籍の航空会社だと午後便が多かったり、早朝便が多くなるので、やっぱりその辺りでは日系の方がありがたいんだけれど…と。
そろそろ日系も国際線の路線開設に積極的になって欲しいなぁ…と。
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