JAL、2025年度運航計画発表!JTAが国際線進出へ!

那覇~台北線でJTA初の国際線開設!

「JAL」グループが2025年度の運航計画を発表しました。
それによると、主な内容はこんな感じ。

「JTA」初の国際線定期路線、那覇~台北線開設

那覇を拠点に沖縄路線を運航している日本トランスオーシャン航空(JTA)が、定期運航線としては初となる国際線として、那覇~台北線の開設を発表しました。
現状、開設日や運航スケジュールなどは未発表。
追って、詳細が発表になるかと思いますが、今まで幾度となく国際線開設を目指して来た「JTA」ですが、ようやく…と言う感じ。

ただそもそも那覇~台北線は既に、フルサービスキャリア・LCC共に競合が入り乱れている路線の1つなだけに、どこまで太刀打ちできるのかな?と言う感じも。

まぁ、那覇からの離島・本土路線からの乗り継ぎも拾えるとなれば、まだ勝負はできるのかな…?

成田~シカゴ線運航再開

羽田に移管したコトで成田便としては途絶えていたシカゴ線ですが、2025年5月31日から運航が再開されるコトに。

運航スケジュールは、こんな感じ。

  • JL056 成田18:15→シカゴ16:00|毎日運航
  • JL055 シカゴ12:30→成田15:15(翌日着)|毎日運航

成田線の開設後も羽田~シカゴ線は、発着時刻を変えて1日1往復の運航は継続されるので、シカゴ線は1日2往復体制になるコトに。

北米線は増便

北米路線は、期間限定を含め増便傾向。

  • 成田~サンディエゴ|2025年3月30日~|週4往復→1日1往復
  • 関空~ロサンゼルス|2025年7月18日~|週5往復→1日1往復
  • 関空~ホノルル|2025年7月18日~|週5往復→1日1往復
  • 中部~ホノルル|2025年7月18日~|週4往復→1日1往復

北米線以外で増便になるのは、以下の路線。

  • 成田~ベンガルール|2025年3月30日~|週5往復→1日1往復
  • 成田~ヘルシンキ|2025年3月30日~|週3往復→週5往復

減便になる路線も…

一方で減便になる路線は、以下の通り。

  • 成田~ジャカルタ|2025年3月30日~|週13往復→週11往復
  • 成田~メルボルン|2025年3月30日~|週6往復→週3往復

メルボルン線は週3往復になるので、週2往復での運航の中部~天津線に続く最小運航本数路線になってしまいますね(と言うか、半減と言うのはちょっと予定が立てにくくなりますね)。

A350-1000型機は、パリ・ロサンゼルス線投入!

また「JAL」の国際線長距離路線の新フラッグシップであるエアバスA350-1000型機が投入される路線が拡大に。

  • 羽田~パリ|2025年5月1日~|導入当初は隔日運航で導入
  • 羽田~ロサンゼルス|2025年夏ダイヤ期間中

現状は、ニューヨーク、ダラス・フォートワーズ、ロンドン線への導入になっていますが、2025年度内には11機体制になる計画なので、受領計画に合わせた拡大になります。

国内線はFDAとのコードシェア拡大だが…

国内線で目立つのは、まずは「フジドリームエアラインズ」とのコードシェア拡大。

拡大されるのは、以下の路線。

  • 福岡~新千歳|1日1往復
  • 新千歳~新潟|1日2往復

逆に、両路線ではJAL運航便が減便・運休と言う形になります。

  • 福岡~新千歳|1日3往復→1日2往復
  • 新千歳~新潟|1日2往復→運休

国内線で期間増便以外で目に付くのは、

  • 伊丹~三沢|1日1往復→1日2往復

ぐらいでしょうか。
ただこの三沢線増便も伊丹~青森線が1日4往復→1日3往復での運航に減便される分を、三沢に持ってきたと言う感じなのかな…と。

羽田~宮古線でファーストクラスサービス提供!

また8月1日~31日までの期間中、羽田~宮古線にボーイングB787-8型機を導入するコトを発表しました。

同型機が宮古線に就航するのは初で、国内線ファーストクラスサービスも提供されるとのコト。

既存のボーイング767‐300ERは2クラス261席なので、3クラス291席のB787-8型機の投入で大型化する形に。

去年は羽田~石垣線に夏季だけ導入されていましたが、今年は石垣線に加え、宮古線にも導入と言う形に。

国内線は縮小傾向になるか…

基本的には国際線は、「JTA」の台北線開設がビッグニュースではありますが、その他はそこまで…と言う感じ。

「JTA」の国際線開設は、この路線がうまく行けば那覇を拠点に、他に数路線の開設があり得そうなだけに頑張って欲しいところ。

まぁ、「JTA」としては機材数を少し減らしたコトもあって、仮に上々の出来でも、そんなにスグに他の路線の開設と言う訳にも行かないかも…ですが。

上海・香港・バンコクぐらいは開設されても良さそうだけれど、どうなんだろう…?

成田~シカゴ線などの動きを見ると、やはりアジア~北米線の取り込みを引き続き…と言う感じの構成でしょうか。

羽田の発着枠がないのに加え、日本人の海外旅行が盛り上がっていないと言う点、さらに今後、さらに加速する少子化を考えると、これは止む無しと言うところでしょうか。

国際線の拡大を打ち出している「JAL」ですが、とりあえず機材が揃わないコトには、動けないと言う感じなのでしょうね。

で、今回驚いたのは「FDA」への運航移管。
いや、もうこれはどんどん「JAL」→「FDA」が加速するのでは…?と言う感じがしなくもない。

逆に「J-AIR」とかに移管して欲しい気もしますけれどね…

機材が揃うまでは、目立つ動きはないかな?

この2~3年間ぐらいは、ちょっと目立つ動きがないのかなぁ…と言う気がしなくもない。

そもそも機材が揃ってない。

  • 国際線
    • A350-1000型機…13機発注|2025年度までで11機受領見込み
    • A350-900型機…20機|2027年度から
    • B787-9型機…10機|2027年度から
  • 国内線
    • B737‐8型機…21機|2026年度から
    • A321neo…11機|2028年度から

こんな感じになっているので、動きがあるとしたら早くて2027年度からと言う感じで、本格化しそうなのは2028年度からと言う感じなんだろうなぁ…と。

「JAL」としては国際線拡充を既に発表済みなので、どう言った路線が出てくるのかは、楽しみにしていますけれどね。

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