ハワイアン航空だけれど、シアトル…
「ハワイアン航空」が、2025年5月12日から成田~シアトル線を新規で開設するコトに。
シアトル?
なのに「ハワイアン航空」と言う感じがしなくもない。
もうハワイじゃないけど…?と。
ひとまず運航スケジュールはこんな感じ。
- HA824 成田18:25→シアトル11:40|毎日運航
- HA823 シアトル13:30→成田16:00(翌日着)|毎日運航
使用機材は、エアバスA33-200型機の予定。
「ハワイアン航空」と言えば、その名前の通り、ハワイをハブにしている航空会社。
ですが、今回の新路線は、ハワイの中心であるホノルル発着ではなく、アメリカ本土発着路線。
現在、羽田・関空・福岡線を就航させている「ハワイアン航空」ですが、ホノルル発着ではない日本路線は、このシアトル線が初と言うコトになります。
なぜアラスカ航空じゃなくて…?
このシアトル線の開設は、何と言っても既に「アラスカ航空」との経営統合が完了しているからに他ならない。
シアトルは、「アラスカ航空」のハブですからね。
なら、別に「アラスカ航空」による就航で良かったようにも思うんですがね。
単に機材繰りの関係なのか、それとも日本路線のない「アラスカ航空」よりも日本路線が既にある「ハワイアン航空」の方が適していると判断したのかは不明ですが。
ただ利用者からすれば、まだワンワールドに加盟している訳ではない「ハワイアン航空」よりも、ワンワールド加盟航空会社の「アラスカ航空」の方が良かったような気もしなくないですが。
それにしても…
もうちょっと運航スケジュールも考えて欲しかったな…とは。
と言うのも、成田~シアトル線は、「JAL」が既に就航中。
「JAL」便の運航スケジュールは、成田発が18:10で、「ハワイアン航空」便と15分差。
シアトル発が12:10なので1時間20分差。
もうちょっと差があれば、利便性が高くなるんですがね。
ハワイへの需要はいつ戻る?
「ハワイアン航空」自体は、コロナ禍以後、なかなか浮上しないままでいる。
元々、国際線は日本路線にかなり傾斜していたのが影響しているのだろう。
いくら日本人に人気のあるハワイと言っても、コロナ禍後のハワイへの人の戻りはかなり遅いままで、「ハワイアン航空」もかなり影響を受けているのだろうなぁ…と。
シアトル線ならば、まだシアトル発の需要も拾えますしね。
その先、「JAL」とのコードシェアで、アジアからの需要も拾えるので、ホノルルに執着するよりも…と言う感じなのかな?と。
でも、どちらにせよ日本円が弱いままだと、日本からの需要は弱含みなんだろうなぁ…と。
もうちょっとどうにかならないのかね、この為替レート。
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