12月は一気に日本路線が3路線開設に!
韓国のLCC「イースター航空」が、2024年12月26日から仁川~徳島線を、新規で開設するコトを発表しました。
ひとまず運航スケジュールは、こんな感じ。
- ZE672 徳島13:05→仁川14:50|火・木・土曜日運航
- ZE671 仁川10:40→徳島12:15|火・木・土曜日運航
週3往復での運航。
「イースター航空」は、既に12月19日から熊本・那覇~釜山の2路線を、それぞれ1日1往復で開設するコトを発表しているので、それに続く日本路線になり、12月は一気に日本路線が3路線、開設される形になります。
12月の3路線の開設が完了すると、「イースター航空」の日本就航都市は、
- 成田
- 関空
- 新千歳
- 福岡
- 那覇
- 徳島
- 熊本
と、一気に7都市にまで拡大するコトになります。
経営危機になり、国内・国際線の全便の運航をストップし、会社更生法を申請する前までは日本路線も多かった「イースター航空」ですが、かなり日本路線も“戻って来たなぁ”と言う感じになりますね。
徳島発着の国際線は2路線に!
そして、徳島空港はインバウンド気流に乗る日本の空港の中で、なかなか国際線の定期便が開設されないままでいましたが、これで香港に続く国際線は2路線目と言うコトに。
関西にも近いので、なかなか新規の路線開設が難しい立地。
ただ逆に言えば、関空線と組み合わせれば、あまり無理なく周遊コースが組めるので、単独だけでなく、そうしたスタイルも売って行ければ、案外、需要があるような気がしますね。
特に韓国線は、既に1度は日本に行ったコトがあると言う方も多いと思うので、「次は違うエリアに行きたい」と思っている人も多そうですし。
ただどうしても関空線は、比較的、価格設定が抑えられているコトが多いので、徳島線も関空線と運賃面では比較されてしまう可能性も否めませんが…
日本路線を増やして行く方針なのか…?
経営危機のきっかけは、日韓関係の冷却化による需要減と言うのが、大きかったように思う。
当時、「イースター航空」は日本路線の比重がかなり高めだったが故に、その需要減をまともに食らった形になった訳で、今後は、ある程度、エリア的なバランスを取ってくるんだろうなぁ…と思っていたのですが、ここに来て、一気に日本路線を増やしてきましたね。
確かに日韓路線は、韓国LCCとしてはドル箱路線。
そして今回のような単独就航の路線は、早い者勝ちな訳で、多少の無理があっても開設したくなるのでしょうが、はたしてどこまで需要を開拓できるかな?とは。
ただ徳島空港は、そこまで市街地へのアクセスも悪くないので、うまく開拓して良ければ、便利な路線にはなりそうですが、やっぱり価格帯でしょうね。
日本の地方路線は、高く設定するか安くなるのかの2択。
徳島線の場合、高く設定すると安い関空線に流れてしまうコトもあってか、今のところ、安めに設定されている感じがするので、利用が増えてもおかしくはないですかね。
徳島。
山も海もあり、いろいろと観光要素がある県なだけに、日本のまた違う魅力がこれで広がって行けば良いですね。
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