じげん、Travelistで使えるポイント進呈の株主優待新設!

優待利回りは約2%を想定!

東証プライム市場に上場している株式会社「じげん」が、株主優待制度の新設を発表しました。

概要としては、こんな感じ。

じげん|株主優待内容
  • 対象となる株主…
    初回基準日は2025年3月末
    以降は毎年3月末日・9月末日時点の株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有する株主
  • 優待内容…
    保有する株式数に応じて、連結子会社の「アップルワールド」が提供する航空券などの予約サイト「Travelist」におけるトラベリストポイントと交換可能な株主優待ポイントを付与

と言う内容。

現時点では、付与されるポイント数などは未発表ながら、優待利回りは2%前後を想定。
2025年3月末の配当は、1株当たり7.5円予定(2024年3月実績は6.5円)。

付与されるトラベリストポイントは、「Travelist」で、1ポイント=1円で利用可能。
またPayPayポイントへの交換も可能だが、株主優待で付与されたポイントが別枠になるのかどうかは不明です。

アップルワールドを傘下に持つじげん

正直、どんな会社だったっけ…?と思ったけれども、アップルワールドの親会社ですね。

メイン事業は、「リジョブ」「タイズ」と言った求人事業で、「スモッカ」と言った不動産関係もやっている中で、3つ目の柱が旅行業。

海外ホテルの予約としては、“超”老舗のアップルワールドを2018年に傘下に収め、新たに2023年にグループの傘下に入っていたティーエスディーとアップルワールドを統合させ、旅行産業の横展開を加速させている感じですね。

ただ正直、魅力を感じるか…と言われると、正直、ビミョーな感じも。

そもそもですが、「Travelist」は航空券の検索・予約サイトですが、そこまで安値を出してこない感じ。
例えば、羽田~バンコクで検索をした際に、「Travelist」だと47,450円。
でもスカイスキャナーだと38,562円で出て来る。
Trip.comで38,800円。

同じ航空会社の同じ便。

もちろん、予約クラスによる差異がある可能性はあるけれど、「Travelist」だとこの他に事務手数料が掛かる(1,870円)。

事務手数料は利用しているのだから、当然だとしても、正直、この価格差を株主優待で埋められるか?と言われると、そうでもない。

なら何らかの差異があるサイトならばいい。
個人的には、予約前に予約クラスが分かるのであれば、アリなんだけれど(マイルの積算条件が分かるので)、そう言う訳でもないし…

「Travelist」を利用する意味があるのか…

プラスには捉えたい。
それは事実。

だけれども、そもそも「Travelist」を利用する意味がない。

そう言う話になりそう。

価格では勝負にならないのであれば、何かそれ以外の魅力を…と言う話になる。

「Travelist」だとPayPay推しなんだろうけれど、そもそもコアな旅好きだとマイルに繋がりにくいPayPayは論外なんですよね…(JALマイレージパークのPayPayモールからPayPayで購入すればマイルの加算は可能だが、そもそも300円=1マイルなので、換算率も悪い)。

ただ「モッピー」に出稿しているのは、プラスですけれど(しかも、低価格の航空券を買えば、なかなかの還元率になる感じ)。

優待のために株保有は、今のところ、ナシですかね。
正直なところ。

ただ業績としては落ち着いていると思うし、3つの事業柱があるので、いきなり大きくコケるコトもなさそうなので、安定株として保有するのであれば、アリなのかも…だけれども。

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