唯一残っていた関空のANA LOUNGE
関空の国際線エリア(制限区域内)の「ANA LOUNGE」が、2024年11月30日を以って、「プライオリティパス」の取り扱いを終了するコトがアナウンスされました。
徐々に時間を区切り、縮小モードに入っていましたが、コロナ禍以後、ラウンジの利用低迷と収益確保もあり、「ANA LOUNGE」も全国で3カ所、「プライオリティパス」に対応していましたが、利用者が戻って来たコトもあり、既に関空以外の2ヶ所については取り扱いが終了済み。
唯一、取り扱いが残っていた関空も終了になると、「プライオリティパス」で入れる「ANA LOUNGE」はなくなると言うコトになります。
コンパクトなラウンジだったけれど…
空港のラウンジにはいくつかのタイプがあり、
- 航空会社提供のラウンジ
- 空港提供のラウンジ(大体、日本で言えばカードラウンジ)
- ラウンジ会社提供のラウンジ
大体、このタイプに分かれる感じ。
その中で、やはり航空会社が運営しているラウンジと言うのは、設備的には豪勢な造りになっているところが多い(もちろん、質素なラウンジもあるが)。
なので、「プライオリティパス」で入れる航空会社ラウンジがあると、普段よりトクした気分になるし、ワクワクしたりもする。
関空の「ANA LOUNGE」は、実は1度だけ利用したコトがある(もちろん、「プライオリティパス」を使って)。
そこまで広くもなく、既に夜間の時間帯だったコトもあってか、賑わいがある訳でもなく、そんなに特筆されるような設備も豪華さもなかった感じ。
食事もそんなに選べる感じではなかったし。
ただコンパクトに最低限のモノがまとめられている感じ。
まぁ、広さ的にもそこまで展開できないと言うのもあるし、そもそも関空発着のANA運航国際線なんて、どこがあるんだっけレベル(北京・上海だけだと思う)。
なので、そもそもラウンジ、作る意味があるのか?と言う感じでもありますしね(コードシェア便は多数あるし、様々な航空会社の指定ラウンジでもあるでしょうから、意味がない訳でもないのでしょうが)。
ま、便数が少ないからこそ、最後まで「プライオリティパス」で利用できたとも言えるのでしょうが。
遅かれ早かれ…だったのだろう
関空は国際線エリアの改修工事の真っ只中。
今後、ラウンジの移設もあるので、それを踏まえても、まぁ、仕方がないかな…とも。
何よりANAは(JALもだけれど)、上級会員を増やし過ぎた感じがある。
別に毎年ちゃんと搭乗実績があるような会員であれば問題ないけれど、そうではなく1年だけ修行してしまえば、その後はずっと上級会員になれる訳だから、増え続けるのも無理はない。
上級会員が多い中で、「プライオリティパス」の利用者までラウンジを使うと、さすがに混雑する日も出て来るだろうし、本来、上級会員にサービスをするべきタイミングでサービスができなくなるコトもあり得そうですしね。
ま、早かれ遅かれ、取り扱いは終了って流れだったのだとも。
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