広島電鉄、運賃値上げと電車は全線均一料金制に移行へ!

均一料金が240円に!

「広島電鉄」が、2025年2月1日から電車・バスの運賃を改定するコトを発表しました。

具体的な内容は、以下の通り。

広島電鉄|運賃改定概要
  • 電車
    • 全線で240円均一制運賃変更
      現状は、白鳥線のみ乗車が160円・市内線220円均一制・宮島線は区間制
    • 電車全線定期券を設定
      市内線・宮島~市内線連絡区間定期券廃止(宮島線区間定期券は存続)
    • MOBIRY DAYS利用時は、定率割引(最大10%)を超えて割引を実施
  • バス
    • 広島市内均一運賃エリアを拡大し、均一運賃を240円に
      現行は220円
    • 対キロ区間は、おおむ30~80円の値上げ
    • 金額式定期券を新たに発売(区間や経路の指定が不要)
      区間定期券の発売は終了
  • 鉄道・バス
    • 電車と均一運賃エリアのバス各社が乗り放題の広島シティパス・デジタルシティパスの対象エリアを拡大し、値上げ

基本的には、こんな感じ。

現在も、市内線は220円の均一制(白鳥線は160円)。
それに宮島線も併せて来たと言う感じですが、その余波で値上げになったと言うべきか、全線均一制への移行は名目で、値上げをしたかったのか(「MOBIRY DAYS」を利用すれば、白鳥線以外の市内線本線の利用なら現行と同様の220円ではありますが)…

どちらなのやら。

観光客には分かりやすくなりそうですが。

値上げ幅が大きな区間も!

電車区間は均一制になるコトで、値上げになる区間と値下げになる区間が出て来るのが特徴。

また値上げ幅も大きく異なる感じ。

例えば、宮島線1区(3キロ)だと現行は140円なのが、一気に240円になる(MOBIRY DAYS運賃なら150円)。
宮島線5区なら現行230円が240円になるが、MOBIRY DAYS運賃なら220円。
市内~宮島線だと5区で現行270円だが、240円になり、MOBIRY DAYS運賃なら220円。

結構、値上がり幅がスゴい区間もありますね。
まぁ、決済方法によってはカバーされる部分も大きくて、市内線だと現行220円が240円になるけれど、MOBIRY DAYS運賃なら据え置きの220円。

まぁ、あまり短距離での需要が宮島線ではなかったと言うコトなのか、それとも「MOBIRY DAYS」への移行を促したいと言う感じなのか。

でも、電子決済になればなるほど、別に均一料金制じゃなくても良いような気がするんですよね。

乗る時と降りる際に、「ピッ」とするだけだから、そこまで乗り降りに時間も掛からないし、手間が掛かると言うコトでもないですし。

もちろん、均一料金制なれば、タッチする回数が減ると言うのはありますけれどね。

それにしても…

短距離でも240円。

路面電車である市内線なんて、サクッと短距離でも使いやすいと言うのが、利点の1つだと思うのですが、この料金になると、サクッと移動する感じでもなくなってきますかね。

PASPY廃止の意味はあったのか…?

ってか、そもそも「PASPY」を廃止してまで「MOBIRY DAYS」を導入しながら、全国で相互利用な交通系ICカードの利用も継続させたのは、やっぱり意味が分からないけれど。

別に「PASPY」はそのまま継続で良かったのでは…?と思ったり。

もちろん、各種機器の入れ替えなどでお金が掛かってしまうと言うのが理由の1つでしたが、「MOBIRY DAYS」ではなく簡易端末導入で良かったのでは…?とも。

まぁ、時代の流れ的にはICカードよりもQRコード決済だし、クレジットのタッチ決済なのでしょうが、今一つ、どうしたいのかが分からないなぁ…と言うのが、正直な感想だったり。

ただ電子決済と均一料金制で、全扉乗降はしやすくなったのは、間違いなさそうだけれど。

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