週4日1日2往復の変則運航で就航!
新潟を拠点にしている新興地域航空会社の「トキエア」ですが、2024年9月27日から新潟~中部線の運航をスタートさせるコトを、発表しました。
「トキエア」としては、新潟~丘珠・仙台に続く3路線目。
- BV401 新潟09:10→中部10:30|月・金・土・日曜運航
- BV403 新潟13:10→中部14:30|月・金・土・日曜運航
- BV402 中部11:10→新潟12:25|月・金・土・日曜運航
- BV404 中部15:10→新潟16:25|月・金・土・日曜運航
使用機材は、ATR-600型機。
週4日の運航になりますが、運航日は1日2往復と言う変則的な運航スケジュール。
但し、この新潟~中部線のみ、2024年10月4~7日・11日・25~28日と11月1~4日・8~11日・22日は機材の定期点検のために運休になるコトが、既に発表になっていますので、ちょっと注意が必要と言えそうですね。
就航記念のセール価格は6,900円!
新潟~中部線の運賃は、こんな感じ。
- トキビズ|当日まで予約購入可能|21,900円~
- トキトク|72時間前までの予約購入|7,900円~
- トキユニ|3日前から予約購入|13,500円~
また就航記念セールとして、11月29日までの購入が対象になりますが、6,900円での販売をスタートしています(対象搭乗期間は2024年12月2日まで)。
新潟から名古屋に出ようとすると、やっぱり既存の公共交通機関ではかなり不便なので、空路での商機があるところ。
「トキエア」の就航で、一気に便利にはなりますが、週4日の稼働と言うのが、どう影響するのか…と言う感じです。
ただ、鉄道などの他の公共交通機関の移動だと不便だし、7,900円程度で航空券が取れれば、かなりお手頃感があるのも事実ですかね。
問題は、それだけの需要が恒常的にあるかどうか…と言う感じ。
どこまで収益を固められるか…
丘珠線は比較的、好調のようですが、仙台線が今一つ、伸び悩んでいる模様の「トキエア」。
この中部線と、この先、開設が計画されている神戸線が1つの試金石になるのかな…と言う感じがしますね。
その後は一回り、小さな機材を導入して佐渡への就航が計画されていますが、収益的にはやはり今以上に小型になるので、どれだけ収益を固められるか…と言う感じ。
新潟での知名度は高くなっていると思うけれど、それ以外での知名度がなかなか上がっていない状態だとは思う。
当面は価格を武器に攻めたいところですが、価格面では先発する航空会社に勝てないでしょうから、競合他社が皆無の仙台線が伸び悩んだのは、ちょっと痛手になるかも知れないですね。
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