カザフスタン航空業界最大手が就航!
カザフスタン航空業界最大手の「エア・アスタナ」が、2026年春ごろから東京~アルマトイ線を開設するコトが明らかになりました。
正式な運航開始時期や、運航スケジュール・運行頻度などの詳細は未発表。
日本とカザフスタンを結ぶ空路は、「SCAT航空」が成田~アルマトイ線を定期チャーター便として開設後、定期運航化。
ただその後、コロナ禍が世界的に拡大する中で、2020年4月に運休。
そのまま運休した状態が続いていました。
そして、今回、いよいよ最大手の「エア・アスタナ」による運航が行なわれると言うコトに。
現在は最大手ですが、「エア・アスタナ」自体は、2001年に設立され、2002年5月に運航を開始した比較的、若い航空会社。
カザフスタンにおける国際線のシェアは、2023年末で45%。
国内線のシェアは、2023年末で67%。
JALとのコードシェアも実施!
そして、この「エア・アスタナ」運航便と「JAL」がコードシェアを行なうコトも発表になりました。
運航開始日が正式に決定していないので、まだコードシェアがスタートする日も2026年春ごろと言う感じではありますが、JAL便名での中央アジア直行便は、これが唯一と言う形になりそう。
コードシェアが行なわれるのは、今のところ、以下の路線になる見込み。
- エア・アスタナ運航便(JAL便名付与)|
- 東京~アルマトイ
- アルマトイ~アスタナ・アティラウ線
- JAL運航便(エア・アスタナ便名付与)|
- 東京~新千歳・中部・大阪・福岡・那覇線
エア・アスタナ運航便による中央アジア諸国への路線でもコードシェアが行なわれれば、かなり便利そうな気はしますが、ひとまずは、アルマトイ以遠はカザフスタン国内線のみでの提携と言う感じになりそう。
「エア・アスタナ」自体は、ルフトハンザ・ドイツ航空との提携が強く、マイルでの提携もあるのが、ルフトハンザとアシアナ航空。
なので、比較的、スターアライアンス加盟航空会社との仲がいい感じがしていました。
逆にワンワールド加盟航空会社とは、そこまで縁がなかった感じなので(キャセイとはコードシェアでの提携があるけれども)、勝手ながら、提携するとしたらANAかな?と思っていたのですが(ANAも中央アジアへの路線開設を一時、狙っていましたし)…
結果的に、選んできたのは「JAL」でしたね。
なので、ちょっとびっくりした感じも。
このタイミングでの発表は…
それにしても…
まだ就航日すら正式に発表しないレベルの路線で、コードシェアの発表。
案外、珍しい感じがしなくもないですね。
発着時刻定と言うのであれば、考えられますが、就航日が未定と言う段階で…となると。
それだけ「JAL」や「エアアスタナ」が期待していると言うコトの表れなのか、それとも逆に、それだけ需要が弱含みとにらんでいるのか…
単に路線開設の準備が遅れているだけなのか…
ともかく、日系の航空会社による路線運航がない中央アジアへ、「JAL」便名が飛ぶと言うのは、嬉しい話ですね。
マイルだと、いったい、どのぐらいで飛べるんだろうなぁ…
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